【前回の記事を読む】【小説】しつこい侍崩れの親分に困り果て…ひらめいた策とは?新之助は、このところ毎日料理茶屋に来てはいなかった。時々なのだった。それは剣のこともあるが、その上に公務が父に代わって新之助に与えられたのだった。父はこのところ体に病変が住み着いたように弱ってきた。家に帰っては、ぜいぜい息を吐きかけている。とても苦しそうだ。それを見て、新之助もぶらぶら遊びにかまけていると言うわけには行…
[連載]紅葵
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小説『紅葵』【最終回】小神子 眞澄
【時代小説】怪しげな商人に怒りをぶつける男、その意外なワケ
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小説『紅葵』【第22回】小神子 眞澄
【小説】しつこい侍崩れの親分に困り果て…ひらめいた策とは?
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小説『紅葵』【第21回】小神子 眞澄
【小説】結ばされた偽の契約。直談判に訪れた先はまさかの…
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小説『紅葵』【第20回】小神子 眞澄
【小説】暴漢から助けた女性はなにやら訳アリのようで…
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小説『紅葵』【第19回】小神子 眞澄
【小説】婚約者との逢瀬の時間、二人が見てしまったものは…
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小説『紅葵』【第18回】小神子 眞澄
虎谷屋に忍び込み、窮地に陥る麻衣に救いの手を伸べたのは…
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小説『紅葵』【第17回】小神子 眞澄
何事にも一苦労する耳が聞こえない妻…「何か言葉が通じれば」
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小説『紅葵』【第16回】小神子 眞澄
秘密を抱えた夫婦との邂逅「あなたが泥棒になったのは…」
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小説『紅葵』【第15回】小神子 眞澄
お金をばら撒いてあげても無反応だった家庭、意外な事情が…
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小説『紅葵』【第14回】小神子 眞澄
【小説】依頼内容「どちらの方がいい男?」麻衣が選んだのは…
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小説『紅葵』【第13回】小神子 眞澄
【小説】「わたしに見覚えはありませんか?」と聞いた女の正体
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小説『紅葵』【第12回】小神子 眞澄
【小説】「本当の仕事は何だ?」魚屋が持っていた恐ろしい凶器
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小説『紅葵』【第11回】小神子 眞澄
「あの男はもういない」「えっいないって…」「死んだよ」
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小説『紅葵』【第10回】小神子 眞澄
【小説】屋敷に忍び込んだ女盗賊。そこで鉢合わせた相手とは?
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小説『紅葵』【第9回】小神子 眞澄
【小説】男3人を打ち負かした女剣士。その想い人の胸中は…
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小説『紅葵』【第8回】小神子 眞澄
【小説】「彼は浮気をしている」「どこ?」ふすまが開くと…
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小説『紅葵』【第7回】小神子 眞澄
【小説】「調べてみなければ」両替屋に泥棒が入ったと聞き…
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小説『紅葵』【第6回】小神子 眞澄
【小説】「男はだめね」お見合いで出会った人を思い出して…
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小説『紅葵』【第5回】小神子 眞澄
【小説】祖父が設けた見合いの席。不本意だったけれど…
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小説『紅葵』【第4回】小神子 眞澄
【小説】素性の知れない飄々とした女…麻衣の正体は「紅葵」
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