何者かによって貴重な山田錦の田んぼに除草剤が撒かれ、500万円の身代金を要求する脅迫電話がかかってきた事件。蔵元内には調査本部が設置され、調査が進められていた……。しばらくの間、力強い手で、背中を擦ってもらった。そのうちに、潮が引いて行くように、心の波が収まってきた。徐々に感覚が戻るに連れ、頭がガンガンし始め、喉元に吐き気が上がってきた。「なぜ?」こんなに、気持ち悪いのか、口から質問が突いて出た…
新着記事一覧
-
小説『山田錦の身代金』【第40回】山本 モロミ
頻脈になった原因…「飲み過ぎではない。脱法ライスの中毒だ」
-
小説『愛ラブ猫 I Love Neko』【第6回】山本 十夢,谷口 富
おじいさんが近づけば「フーッ」と威嚇する猫。エサも食べず…
-
エッセイ『音楽のジャポニズム!~考証・三浦環』【第20回】田辺 久之
卒業記念演奏会の声楽部代表だった朝ドラ「エール」の三浦環
-
小説『小樽幻想』【最終回】
彼は反撃のチャンスを有効に使ったと思われる。孤独なのかも…
-
エッセイ『認知症介護自宅ケア奮闘記 私の知恵と工夫』【第17回】棚橋 正夫
飽きっぽい認知症の妻…「長時間の作業」を成功させた夫の行動
-
評論『“発達障害かもしれない人”とともに働くこと』【第18回】野坂 きみ子
「えっ?違うのですか?」…発達障害の傾向に気づいた瞬間
-
ビジネス『補助金の倫理と論理』【第24回】庄司 進
グループ補助金の落とし穴…不満の声聞き、政府がとった行動
-
俳句・短歌『歌集 秋津島逍遥』【第54回】松下 正樹
歌集「秋津島逍遥」より三首
-
俳句・短歌『歌集 星あかり』【第33回】上條 草雨
歌集「星あかり」より三首
-
小説『薔薇のノクターン』【第21回】高見 純代
恵子が安らかに旅立ったと聞いて、胸にぽっかり穴が空いた…
-
エッセイ『「死」から「生」へ』【第2回】三田 徹
綺麗事を言うんじゃないよ。車なんて売れてなんぼの世界だ!
-
エッセイ『多様性に溢れる悠久の国 何でもありのインド』【第15回】上村 英生
大洪水の被害…泳いできたコブラに噛まれて死ぬ事故も発生した
-
俳句・短歌『歌集 漣の夢』【第2回】上條 草雨
歌集「漣の夢」より3首【第2回】
-
ビジネス『死体検案と届出義務 ~医師法第21条問題のすべて~』【第23回】小田原 良治
“死亡の種類が病死”を見てM医長が言った…「これはまずい」
-
歴史・地理『邪馬臺國は豐國にあり 歴史学と考古学から読み解く⽇本古代史』【第4回】吉武 正一
女王卑弥呼の下に4人の大官の名前が連なり、国の形態は連合国
-
小説『人間関係貧乏性』【第3回】小川 涼佳
「好き」っていう熱病をあてにして家族をつくる結婚って怖い…
-
小説『浜椿の咲く町』【第2回】行久 彬
不倫に端を発した自殺…葬儀は家族葬として身内だけで行った
-
俳句・短歌『歌集 漣の夢』【新連載】上條 草雨
歌集「漣の夢」より3首【第1回】
-
歴史・地理『受け継がれし日韓史の真実 ─朝鮮引揚者の記録と記憶』【第6回】豊田 健一
京城駅(第二東京駅)…写真で見る当時の姿
-
エッセイ『認知症介護自宅ケア奮闘記 私の知恵と工夫』【第16回】棚橋 正夫
まるで子供との会話…カードで「認知症の妻に伝えたこと」