銀のさじをくわえて生まれてきた、という言葉があるよね。地元でもよく知られた家、蜷木(になぎ)家に僕は独りっ子として生まれたんだ。大事な跡取りであった僕に、親は何でも買ってくれたっけ。週刊誌に漫画、子ども向けの文学全集に百科事典、画集。三百五十分の一スケールの戦艦大和プラモデルや、当時皆が憧れていたドロップハンドルのついた五段階変速の自転車もあった。僕の部屋には、子どもが好む、ありとあらゆる物がそ…
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小説『野球の子』【新連載】大藤 崇
少年が感じた孤独。両親から何でも買い与えられていたが…。
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エッセイ『保健師魂は眠らない』【第11回】真秀場 弥生
骨盤の歪みで右足が長い?!日常生活の歪みを自分自身で調整する❝操体法❞
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エッセイ『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第9回】伊藤 裕幸
企業のカネで腐敗した科学。拡大し続ける肥満や若者の精神病などの悪影響
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第10回】伊藤 フサ子
生きるために食べた。すいとんに浮いたたくさんの青虫を除けながら
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実用『医学の道』【第11回】玉木 長良
医学部生時代は人格形成に最適!クラブ活動などでコミュニケーション力を強化
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小説『柴犬回想記 真珠湾の静寂vsワシントンD.C.の喧噪』【第11回】坂田 憲治
日本人特有の思い込み〝話せば分かる〞。現実は〝話しても分からない〞
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【新連載】田中 順也
病気があることは辛いし苦しいけれど、決して不幸じゃないんだと感じてほしい
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俳句・短歌『四季の華』【新連載】かとう なお
もしも自分が平安時代の女流作家だとしたら…古の言葉で綴る和歌
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エッセイ『どうして君は「不器用な生き方」しかできないのか』【新連載】坂入 実
「人生を他人の無責任な判断に委ねたくなかった」孫に宛てたメッセージ
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小説『ぼくらの風船』【新連載】美山 よしの
中学にあがってから、親友との距離が離れていくような気がした…。
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小説『しまなみ海道に消えたミス』【新連載】風向 良雄
平成11年10月28日、紀伊半島最南端の潮岬沖合を航行する『あきづ』
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小説『ザ・総選挙』【第18回】利根川 尊徳
国民に外出自粛を強いておきながら、自分達は銀座のクラブを呑み歩いていた政治家へ苦言
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第16回】藪坂 りーた
十三歳の少年、複雑な感情と平凡な日常が交錯する……
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小説『迷いながら揺れ動く女のこころ』【第14回】松村 勝正
夫を介助する家政婦に「あなたこそ最近色気が出てきたみたいよ」と意地悪を言ってみた
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小説『リストラおやじ、アイドルになる』【第9回】椎名 雅史
暴君赤星先輩降臨!パシリにされた生徒会の悪夢が蘇ってきて…。
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エッセイ『マルチステージを謳歌する100年時代の人生戦略』【第4回】吉野 誠
資産家は、資産家の仲間を持っていた。資産家との交流で築いた強力な人脈
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小説『ナーダ・サーガ 「無の国の物語」』【第10回】茂木 光春
旅の果てに大出世を果たしたはずが、ある日起きてみると…。
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評論『操作から会話へ』【第4回】佐藤 良治
環境を進化させなければ、このインターフェイスの歪みは解決されないのか?
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小説『氷上の蠟燭』【第4回】安達 信
合唱コンクールで歌う楽曲…楽譜を見た顧問はため息をついた
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第13回】三浦 淳
ロシアの圧力から日本を守らなければ、と考えた二葉亭四迷。ロシア語を学ぶ決意をする