【前回記事を読む】「あーしと一緒に旅しない?」冗談みたいな感じで誘ってみたが、食い気味で「やだよ。足手まといだ」…失礼過ぎない!?翌朝目が覚めると、もう朝方で、眠い体を起こしてあたりを見回した。「あれ、ログは?」どこにもログがいない。まさか、もう出て行った? さよならも言わずに?「……あのクズ、誘わなくて正解だったな」普段は心のうちにしまっている暴言が口に出てきて、いらいらしながら着替え始めた。…
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小説『千恵と僕の約束[人気連載ピックアップ]』【第10回】成田 たろう
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小説『13.Feb チョコレーション』【第18回】齊藤 俊彦
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エッセイ『59才 失くした物と得た物[注目連載ピックアップ]』【第3回】有村 月
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小説『東京フェイクLove♡』【第17回】川田 レイ
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第9回】naomi
2011年3月11日14時46分――「ママ~電気が消えた!!」「え!? 電気消えた?」と思った次の瞬間
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エッセイ『神縁』【第9回】塩谷 灯子
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小説『弔いの回想録』【第9回】松田 浩一
同じく高校受験に失敗した仲間が「俺も」「俺も」と集まり…4人で工業高校の補欠募集を受験することになった。
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第38回】春山 大樹
「あの世で娘と幸せになりたいの…」――娘をいじめていた加害者たちを次々と手にかけた母親。さいごは岬の展望所で…
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俳句・短歌『神さまの隣』【第9回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩五篇「あざやかにちらつく裏地の色がいつまでも僕の心から消えなかった」
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小説『千恵と僕の約束[人気連載ピックアップ]』【第9回】成田 たろう
「ねえ、美味しい?」腕を振るった料理を自分は食べられないのは辛いだろう。でも美味しそうに食べると妻は喜んでいた