【前回記事を読む】漱石が読んだシェイクスピアから見えてくる、新しい漱石の魅力と進化の足跡をたどる! 英語と日本語の枠を超えた文学の発見そこで例に挙げられるのが『ハムレット』(推定執筆年一六〇〇年)であることも、両文豪の浅からぬ縁(えにし)を証し出す例の一つで、この傑作の「批評的鑑賞」には実際、本書第二章以降でお付き合いいただくことになる。ともかく『ハムレット』にとどまらないシェイクスピア劇の多く…
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評論『漱石、シェイクスピアに挑む』【第2回】佐々木 英昭
シェイクスピアを読むともっと面白くなる夏目漱石の文学 日本とイングランド、遠く離れた地で育った二人に共通する言葉を辿る―
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評論『邪馬臺国と神武天皇』【第2回】牧尾 一彦
戦争という、極めて非人間的な行為が、極めて人間的な事件として世界史に立ち現れるからくりにも、人間の本質が関わる
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第22回】高田 知明
「災厄を祓ってくれるありがたい叔母様の霊」なんかじゃなく幼い男の子にとりつく『悪霊』なのか?!
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第19回】河原 風子
高校卒業後は派遣社員に。私は自ら自分の道を切り開いていく楽しみを見いだせるようになり、やっと「自分の人生」を歩み始めた
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小説『なでしこの記憶』【第6回】坪井 聖
たくさんの人に問いたい。人の往来する場所で、フルネームを叫ばれた経験のある人はいますか?
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エッセイ『62歳、旅に出る!』【第9回】菊池 亮
【60代のひとり旅】マルタで直面した"聞き取れない"壁――体調が良くなり英語を徹底勉強しようと意気込んだが…
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小説『因果』【第7回】愉怪屋 編
「エア、猫?」――猫が好き。保護猫活動も金銭的に援助してきた。でも、事情があって自分では飼えない。そんな私が勧められたのは…
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エッセイ『Return Journey』【第18回】福井 研一
携帯電話を落とすことが日常になってきた。ALSがゆっくり進行し、身体にチカラが入らなくなってきたのだ…
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小説『夫 失格[注目連載ピックアップ]』【第16回】時亘 一肇
「俺の通帳、全部出せ! カードも!」――4股不倫モラ夫が逆ギレして離婚を切り出してきた。「通帳出せ!」ばかり言い始め…
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小説『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』【第16回】須賀 渚
薬指に指輪のある彼とまた食事。青いネクタイを見て「ブルーは奥様の趣味ですか。」と聞いてみたら、彼は予想外の返答を…
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エッセイ『明日も一緒よ、クッキー』【第15回】谷口 晶
ペットの犬にもクールビズを。クッキーにひんやりとしてやわらかな服を着せてみた
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第17回】安本丹
結婚とは、生活を共にするということだ。一緒に生活すると百年の恋も冷めるような現実がそこにはある
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小説『師匠と弟子のワンダーランド』【第7回】儀賀 保秀
落語家さんは見た目にインパクトがある人が得? 観客の心をつかむことができる大事な要素と喜之介さんの「お困りさんフェイス」
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小説『悪魔に下す鉄槌』【第5回】南 十士郎
彼女と結婚したくて、宝石店で3000ドルの指輪を買った。彼女がスーパーへ買い出しに出たタイミング、30分で…
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ビジネス『これからの「優秀」って、なんだろう?』【第6回】中村 隆紀
五感を使って発想の入り口をひろげる「デザイン・シンキング」―ひとりひとりの知覚習慣を磨いておくことが重要
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実用『腰痛世界の歩き方』【第8回】高橋 弦
IASP(国際疼痛学会)の痛みの定義「実際の組織損傷」、「組織損傷が起こりうる状態」、「付随する」、「似た体験」とは?
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実用『気診で元気! 文庫改訂版』【第5回】小倉 左羅
「気診」ができるようになるには? 胸鎖乳突筋の検査法と坐禅の呼吸法で自分の気を調える「気診」の鍛錬法を解説!
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評論『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第5回】墨崎 正人
好き、嫌いを別にして北朝鮮と韓国と友好国として付き合うべきだがその一方で彼らの特徴と特性をよく見据えて付き合う必要もある
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エッセイ『だから教師はおもしろい』【第5回】宮﨑 稔
「次の時間も算数を続けます」に、生徒たちは「やったあ~」!? …子ども達が“よく考えよく聞く”習慣を身に付ける勉強法とは?
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第21回】高田 知明
代々我が家系の長男を守り続けているのは『ふみ』さんの霊?! そして父は『ふみ』さんの重要な二つの申し送りをはじめた...