【前回の記事を読む】「それがご縁なのよ」——としゑさんの喫茶『トマト』がなくなっても、人と人との小さなつながりは続いていたとしゑさんが「明日は10人の予約で忙しいから、時間をずらしたらいいよ」と言った。「分かった、1時過ぎに来るわ」りりりーん。「来週の火曜に6人ですね。お待ちしてます。ありがとうございます」予約が入った。「来週も忙しいわ」私も何故か嬉しかった。約1年後の秋晴れの日、電話が掛かって…
エッセイ
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『喫茶「トマト」とハワイ』【第4回】海王子
「クモ膜下出血だったんです」――秋晴れの日に掛かってきた1本の電話。それはとしゑさんの娘さんからで...
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『かながわコロナ戦記』【第4回】竹村 克二
「もう国内で広がっているかもしれない」渡航歴のない感染者が示した最初の兆候とは? 更に横浜港に寄港したクルーズ船から――
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『道のり』【第4回】Akiko Smith
【詩3篇】わずかな自由さえ 女は許されない 男の歓楽は許しても 女の静寂な夜陰を 味わう事を 拒まれる世界
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『交差点』【第4回】Akiko Smith
私は遅すぎた――あなたの言葉の真意に気づくまで。あの日の表情をずうっと思い出す...
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『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【第16回】丸山 珠輝
目が見えない私に足が動かないお姉ちゃんは言った。「もう泣かないで、二人で乞食をしようよ」わずか7歳と13歳の会話だった…
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『とりあえず筋トレしろ』【第44回】Kouki Okumura
一度自分を限界まで追い込んでつけた筋肉は、驚くほど短時間の筋トレで維持できる!? 筋肉の記憶(マッスルメモリー)とは?
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『「アート保育」のすすめ』【第8回】岡本 礼子
美大への憧れを捨てられず、保育士として働きながら通信教育で学んだ。卒業までにかかった年数は…
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『ARU女』【第8回】有安 静子
「姉やん」と呼ばれ「その言い方好きじゃない」というと「そう言いたいんだ」と男性がニヤリ。しかし「姉やん」は大ブレイクし…
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『元気が出る!昌子のビタミンことば』【第8回】中野 昌子
逃げが習慣になると、いつの間にかモンスター化?! 相手を尊重するためのヒント
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『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【第15回】丸山 珠輝
「杖を使わないと立つことも歩く事もできないから」私は目が見えないけど、彼女を気の毒に思った。さらに家の中では杖を使わず…
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『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第8回】出島 美弥子
冷たく寒い冬に耐えて、越えて、ぽっぽっぽぽわっと花を咲かす。——「あなたのためにわたしは咲いてるの」
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『ぼんくら外交官の北朝鮮日記-2年間の「楽園」滞在見聞録-』【第11回】杉山 長
北朝鮮のクリスマス事情…大きな顎ひげを生やし赤い服を着た人物といえば、サンタクロースではなく…
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『孤高の歩み—虚無から創造精神へ—』【第11回】梅崎 幸吉
「私は画家になる」自由への渇望—自分の好きな世界を創るために課した鉄の掟
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『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【第14回】丸山 珠輝
「出来損ないの死に損ない」——母から吐き捨てられた言葉は私の心に突き刺さった。いつしか私は自死を考えるようになり…
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『大人の恋愛ピックアップ』【第78回】西川 千裕
「太ったから別れる」知り合って3ヶ月半、付き合って2ヶ月で別れた初めての彼氏。別れた後に激やせしていて…
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『小さな物語』【第5回】たかはし こうぞう
「先生、何歳ですか~?」「心は20歳だ」教室は静まり返った——「この嘘つき野郎め」生徒たちの心の声が聞こえてきた。
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『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【第13回】丸山 珠輝
生まれてきた赤ちゃんの泣き声は、蚊の鳴くようなか細い声だった。——その後、寝たきりの状態で6年がたち…
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『妻の笑顔』【新連載】新保 昭
「下腹部が痛む」と言う妻。大して心配はしていなかったが、病院に行くと「がんの可能性があります」と言われ…
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『働き続けるための新・10か条』【新連載】小林 明子
「異動方針について、説明します」女性と男性どちらの声でイメージされる? 40年前なら男性、2025年なら女性?
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『ハリウッド・サバイバル』【新連載】吉沢 コーダイ
幼い頃はホラー映画が苦手だった私が18歳で英語もできないまま渡米し“闇の怪物”を形にする職人になった