(6)漁門の青い扉をくぐると、段惇敬(トゥアンドゥンジン)が、無愛想な顔をのぞかせた。「叙達(シュター)か。どこぞで油を沽(う)っておったか。まあ、よい。おまえに仕事だ。以前、李清綢(リーシンチョウ)殿の名下だったと言っていたな?」「ええ」「これを、とどけてもらいたい。ただとどけるだけでよい」にゅっ、と突き出されたのは、一通の書簡であった。「李清綢(リーシンチョウ)師父のところへですか」「そうだ…
歴史の記事一覧
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小説『花を、慕う』【第36回】堀田 冀陸
紫禁城の通用門に髪の乱れた少女が…「この子は私の身内です」
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第3回】阿佐見 昭彦
テムズ川から仄かな風。ビッグ・ベンの鐘が零時を告げた。
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【最終回】新妻 健
墓地に死者の霊魂が…「身近な先祖」の伝統が生まれた背景とは
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小説『花を、慕う』【第35回】堀田 冀陸
この娘は売り飛ばされる…妹のおもかげが少女に重なって見えた
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第2回】阿佐見 昭彦
他殺の線が完全に否定されているわけでもない。
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【新連載】阿佐見 昭彦
ロンドンの高級住宅に一人で住む老人の身に何が起こったか?
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俳句・短歌『歌集 風音』【第6回】松下 正樹
歌集「風音」より三首
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小説『花を、慕う』【第34回】堀田 冀陸
手わたされる銀は、ひき裂かれた親子の、泪の結晶かもしれない
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第33回】新妻 健
徹底して苦難に殉ずるところに、絶対主体の生きざまが輝く
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小説『花を、慕う』【第33回】堀田 冀陸
あれは、人のやることじゃない。ひとでなしだ。
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第32回】新妻 健
地獄、極楽、天国、祟り、魂の迷い、一切ない。
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第31回】新妻 健
生死を超越するという禅の在り方も説かれている
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第30回】新妻 健
禅では、ここが浄土にもなり地獄にもなる
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小説『花を、慕う』【第32回】堀田 冀陸
ふつう男の子って、そこらじゅうをうろうろするもんじゃない?
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俳句・短歌『歌集 風音』【第5回】松下 正樹
歌集「風音」より三首
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小説『花を、慕う』【第31回】堀田 冀陸
ここなら人生やりなおせるんじゃないかと思ってね。
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第29回】新妻 健
前世の王姫は現世の乞食であり来世の紅雀
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小説『花を、慕う』【第30回】堀田 冀陸
あるけば何十日かかるかわからない、僻遠の地である
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第28回】新妻 健
川端康成が「心霊学や死後生」に強い関心を抱いていたワケ
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歴史・地理『オールガイド 日本人と死生観』【第27回】新妻 健
大生命の海の中に泳ぐ小生命の魚のように