(4)屋台を曳いて、朝市へとくり出す毎日がはじまった。夜明け前、飛蝗(バッタ)少年が豕の骨や小麦を挽いた粉をはこんで来る。わざわざ畜舎まで行く手間ははぶけるが、羊七(ヤンチー)に会うこともない。「徐繍(シュイシウ)は、どうしたのだ?」 無言。「この肉類は、羊七(ヤンチー)のところからはこんで来たのか?」無言。「そなたらは、口がきけないのか?」無言。しゃべれない子供をえらんで使っているのか、話せ…
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