「本の虫カトリーヌ」ミルクの配達人は、床をドンドン鳴らしてワルツさんを起こそうとする。「じいさん、起きなよ。ミルクの瓶が割れっちゃったんだよ」まったく、失礼な奴だ。ワルツさんは確かにじいさんだけど、他の奴がじいさんと呼ぶといやな気がする。「なんだ、カトリーヌ、自分で割ったんだろう。今日はもう一本でいいから、そこに置いていきなさい」よだれを拭きながらワルツさんはヨロヨロと肘掛椅子から立ち上がった。…
恋愛の記事一覧
タグ「恋愛」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『カトリーヌと囁き森』【第4回】智佳子 サガン
いつもの鼻歌が聞こえない…ワルツさんが不機嫌な理由は「赤い蝋引きの手紙」
-
小説『迷いながら揺れ動く女のこころ』【第6回】松村 勝正
「誰、どうして」…壁一つ隔てた部屋からかすかに女性の声が聞こえた夜
-
小説『飛燕日記』【第2回】春乃 夜永
【小説】「自分の部屋が欲しい」中国人の彼氏。保証人になろうとするが…
-
小説『恋愛配達』【第3回】氷満 圭一郎
【小説】「記憶力ないなあ。声も覚えてないわけ?」自分をからかう配達先の女の正体は…
-
小説『はなのことのは ものがたり』【第3回】なるかみのいかづち
思わず抱く淡い期待「この人が自分の探している女性なのでは…」
-
小説『湘南ラブストーリー 瑠璃色の朝焼け』【第7回】小林 正吾
「間違いない」…気になっている米兵と一緒にいた女の正体は?
-
小説『幽霊に恋してます 千年の愛』【第9回】青空
【小説】「僕が守るから、まひる」…幼い頃に起こった悲しい事故の真相とは
-
小説『カトリーヌと囁き森』【第3回】智佳子 サガン
悲しみで「荒涼とした冬の海のような瞳」をした若者が探し求める本とは
-
小説『いつか海の見える街へ』【新連載】須賀 渚
「今日は縁日ね」居酒屋の女将は不愛想な客と連れだって…
-
小説『迷いながら揺れ動く女のこころ』【第5回】松村 勝正
「自分の領域を少しずつ侵されるのでは…」完璧な家政婦が裡に秘めた嫉妬心
-
小説『飛燕日記』【新連載】春乃 夜永
【小説】なにもかもうまくいかない日々。唯一のよりどころは中国人の彼氏だけだったが…
-
小説『恋愛配達』【第2回】氷満 圭一郎
【小説】自分をからかう配達先の女。顔を見るとそこには…!?
-
小説『はなのことのは ものがたり』【第2回】なるかみのいかづち
【小説】もう会えないと思っていた最愛の人を花屋で発見するも…
-
小説『マイ・スウィート・ロード』【最終回】
この話続けてもいいか?「カメラマンには別の時間軸があってもいいと思うよ」
-
小説『エンゲージ・リング』【最終回】范 優生
「ラッキーストライクかぁ…」彼女がキツい煙草を吸う意外な理由
-
小説『湘南ラブストーリー 瑠璃色の朝焼け』【第6回】小林 正吾
現れたワンピースを着た女を見て…「見てはいけないものを見た気持ちになった」
-
小説『天空橋を渡って』【最終回】松井 左千彦
「家を早く出ていなければ…」慄然とする運命的な出来事のつらなり
-
エッセイ『仁義なき婚活』【最終回】西川 千裕
「男性と付き合う難しさ」に気づいた、初めての彼氏との別れ
-
小説『幽霊に恋してます 千年の愛』【第8回】青空
【小説】危篤状態のヒカリのため…病院の屋上で下した凛の決断
-
小説『カトリーヌと囁き森』【第2回】智佳子 サガン
【小説】「僕は不吉な猫だ」猫のリュシアンの悲しい過去