【前回の記事を読む】新婚旅行でイタリア・フィレンツェへ。ジオットの塔から町を一望した妻は、「案外小さな町なのね」と…同じく大作のレオナルド・ダ・ヴィンチ作の『受胎告知』も寓意に満ちた絵だ。この絵はレオナルドが二十歳の時の作品である。聖母の顔は少女のような初々しさがある反面、表情が固い。天使の持つ白百合は聖母の純潔を表す。だがこの絵はどこかアンバランスな印象を与える。聖母の体型もアンバランスだ。ボ…
サスペンスの記事一覧
タグ「サスペンス」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
小説『ザ・キュレーター』【第5回】そのこ+W
「若くて綺麗なうちに死んだら、あなたの永遠の女性になれるかしら?」「冗談じゃない」彼は抱き寄せてキスし、耳元に囁いた
-
小説『指切り宗佐 愛恋譚 』【第5回】星河 三郎
高貴な姫君の屋敷に通っていたはずの宗佐…しかし和尚が見たのは、鬼火に囲まれ、墓前で笛を奏でる異様な姿だった
-
小説『スクリーン』【第9回】山田 健太郎
「留置場ってどんな生活?」逮捕から戻った僕の答えに、教室が笑いに包まれた
-
小説『愛と慟哭の果て』【新連載】和泉 順
死にかけた男が奇跡の回復…しかしその体に宿っていたのは宇宙からの逃亡者だった
-
小説『シウカラ』【第11回】山田 光美
やはりこれは殺人だった……! 密室で死んだ先代社長、少女の告白が新たな謎を呼ぶ
-
小説『シュバルツ・ヴァルト』【最終回】萬野 行子
兄の謎の事故死を解明したい。F1レーサーであった兄、車のことなどろくに知らない私が大企業に太刀打ちできるのか…
-
評論『詐欺師×スパイ×ジェントルマン』【第10回】鱸 一成
紳士の仮面をかぶった詐欺師リプリーが立ち上げた危険な同盟関係。ある事件をきっかけに綻びが…【ハイスミス作品論】
-
小説『ザ・キュレーター』【第4回】そのこ+W
新婚旅行でイタリア・フィレンツェへ。ジオットの塔から町を一望した妻は、「案外小さな町なのね」と…
-
小説『指切り宗佐 愛恋譚 』【第4回】星河 三郎
四日目の晩、惹かれ合う二人はついに――「明晩もきっと参ると約束してくれるか?」「何があろうと、必ず参ります」
-
小説『スクリーン』【第8回】山田 健太郎
いつもの友達、いつもの家族、いつもの家。普通の生活が大事だと留置所で理解したが、肌で感じるのとは雲泥の差だった
-
小説『シウカラ』【第10回】山田 光美
書斎に現れたのは身長わずか20センチの少女だった!? 「キミは誰なんだい」謎の少女の正体は…
-
小説『シュバルツ・ヴァルト』【第11回】萬野 行子
F1の技術が裏目に? 相次ぐ不審な自動車事故に潜む闇の正体は……
-
評論『詐欺師×スパイ×ジェントルマン』【第9回】鱸 一成
リプリーは自由と平等の国アメリカではなく、階級社会のフランスで正統派紳士=カントリー・ジェントルマンになることを目指した
-
小説『ザ・キュレーター』【第3回】そのこ+W
女は「トイレに行きたくなった、ちょっと荷物を見ていて」と有無を言わさず彼女の胸に押し付けて、ホールの奥に慌ただしく姿を消した。
-
小説『指切り宗佐 愛恋譚 』【第3回】星河 三郎
「明晩もまた、いらしてくださるか?」夜毎の笛を心待ちになさる姫とは、心の符号さえ感じる。しかし何ぞ忍び泣くことのあろう…
-
小説『スクリーン』【第7回】山田 健太郎
俺が逮捕されるよう仕向けていたのは、結婚を考えていた彼女だった。…彼女は、虚偽の被害届を出していたのだ。
-
小説『シウカラ』【第9回】山田 光美
先代社長が遺した書棚には、日本人の祖先に関わる歴史の文献がたくさんあった……何故彼は死ななければならなかったのか?
-
小説『シュバルツ・ヴァルト』【第10回】萬野 行子
兄の死のカギはブレーキ……? 同じような事故に遭ったベテランレーサーの話を聞いてますます疑惑が深まる
-
評論『詐欺師×スパイ×ジェントルマン』【第8回】鱸 一成
『太陽がいっぱい』の詐欺師トム・リプリーは、他人に成りすますことで、いったん諦めた役者になる夢を歪んだかたちで実現させ…
-
小説『ザ・キュレーター』【第2回】そのこ+W
やっと叶った新婚旅行。しかし彼らの隣に座った一人の女性との出会いによって今回の旅が一変することに…