入社して二年目の平成七年一月十七日(火)、阪神・淡路大震災が起こった。澄世の住む奈良県は殆ど被害が無かったが、大阪代表S専務の住む兵庫県あたりは大変な事になっていた。澄世は連日、買い出しに行かされ、帰りも連日遅くなった。編集局は毎日、熱気が溢れていた。その翌々年、神戸で少年による悲惨な殺人事件が起きた。編集局長が毎日、代表室へ駆け込んで来て、見出しや内容を報告していた。この頃から、疲れがとれない…
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小説『薔薇のノクターン』【第14回】高見 純代
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小説『薔薇のノクターン』【第13回】高見 純代
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渡り鳥なんて嫌だ…自分は絶対に半年で辞めると決めて働いた
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小説『薔薇のノクターン』【第11回】高見 純代
彼氏歴がないと言うと、皆が距離を置いて接するようになった
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小説『薔薇のノクターン』【第10回】高見 純代
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小説『薔薇のノクターン』【第9回】高見 純代
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小説『薔薇のノクターン』【第8回】高見 純代
私、貴方が思ってるより、ずっとおばさんなのよ。
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小説『薔薇のノクターン』【第7回】高見 純代
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小説『薔薇のノクターン』【第6回】高見 純代
二人だけの世界…和彦は初恋の頃の少年に戻ったような気がした
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小説『薔薇のノクターン』【第5回】高見 純代
人間て結局、嫉妬なのよ。あなたは三枚目を演じないとね。
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小説『薔薇のノクターン』【第4回】高見 純代
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小説『薔薇のノクターン』【第3回】高見 純代
年上の綺麗な女性と食事をしていると知ったら絵里は怒るかな?
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小説『薔薇のノクターン』【第2回】高見 純代
澄世の手には指輪がなかった。この美貌だからバツイチかも?
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小説『薔薇のノクターン』【新連載】高見 純代
かわいい人だな……でも、いったい幾つだろう?