今も忘れもしない。ある夏の夕飯時の事である。七月の午後七時半頃で、とても暑い日だった。当時、小学四年生の娘と二年生の息子と私の三人で、夕飯に大好きなサーモンを食べようとしていた。我が家は刺身が好きなので、何か良い事があった日や無性に刺身が食べたくなった時は、いつもサーモンを買って食べた。三人で刺身を目の前にして「いっただっきまーーす」と、元気に箸をつけたその瞬間、頭上の二階で「ドカッ」と、ものす…
自分史の記事一覧
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エッセイ『丙午と野良猫記』【新連載】𠮷原 旺花
この日を境に毎晩我が家に帰ってくるようになったものすごく大きなネズミ……それは我が家の平穏を脅かす存在であった
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エッセイ『昭和の子――12歳の自分史』【新連載】服部 真
僕が生まれる前、おじいちゃんは母の体より僕の名前の方を心配した
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エッセイ『ティースプーン一杯の記憶力』【第7回】瑚波瑠
“明朗活発で伸び伸びと学校生活を送っています。友達の良さも認められるようになりました”
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エッセイ『ティースプーン一杯の記憶力』【第6回】瑚波瑠
「忘れ物の女王」とクラスの皆から呼ばれていた小学校高学年時代。持ち物チェック期間中毎日のように忘れ物をしていた私
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エッセイ『四国八十八カ所』【最終回】深山 無行
四国88か所巡りも半分到達。人の優しさ、自然の豊かさ、そして菩薩や寺院の荘厳さを全身で感じ取る。
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エッセイ『ティースプーン一杯の記憶力』【第5回】瑚波瑠
エビフライ定食が食べれなくても、サンタさんからおもちゃが貰えなくても、私たちは幸せでした
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エッセイ『貧しさは人生の花』【最終回】伊藤 フサ子
阿鼻叫喚⁉生物部の文化祭での発表はウサギの解剖。誰もやりたがらない中、震える手で恐る恐るメスを入れると......
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エッセイ『四国八十八カ所』【第15回】深山 無行
自然と触れ合う俳句の数々。海、山、動物、「歩く」ことを感じる豊かな情景描写。
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エッセイ『ティースプーン一杯の記憶力』【第4回】瑚波瑠
ASDの特徴として味覚過敏がある。野菜などがほぼ食べられなかったのは、口の中でガリガリと音がすることが苦痛だったから。
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エッセイ『波乱万丈、どぎゃん苦にも負けんばい』【最終回】阿南 攻
35歳、失業から一転。入社してわずか数ヶ月でトップ営業マンに!そしてある日のこと、社長から声がかかり…
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第18回】伊藤 フサ子
「山を下りるぞ!」大粒の雨…。大量の濁流が、登ってきた沢を物凄い勢いで流れ落ち、私たちは木の枝や草に必死につかまり…
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エッセイ『四国八十八カ所』【第14回】深山 無行
【四国八十八カ所巡り】順打ちで、発心淡路の23カ寺をめぐる。各札所ごとに、ご本尊様や唱えるべき本尊真言を紹介!
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エッセイ『ティースプーン一杯の記憶力』【第3回】瑚波瑠
そもそも統合失調症とは? 統合失調症の経過、統合失調症の症状を筆者の経験を踏まえて細かく解説!!
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エッセイ『波乱万丈、どぎゃん苦にも負けんばい』【第20回】阿南 攻
自分の成功が一番だから大満足!引き抜き成功で、しばらくは安泰とほくそ笑む。―そんな矢先、仕入先から製品が届かなくなり…
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第17回】伊藤 フサ子
夏でも冷たい水、冬のキャンプ場、キャンプファイヤー、キャンプに行くと驚きの体験が待っていた。
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エッセイ『四国八十八カ所』【第13回】深山 無行
四国88カ寺を巡るへんろ旅に便利な「距離や徒歩での所要時間」「札所間の距離」「個々の札所についてのあらまし」まとめ
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エッセイ『ティースプーン一杯の記憶力』【第2回】瑚波瑠
“発達障害のグレーゾーン”ということで、周囲からは“障害を持っているの?”と理解されづらい所もあり…
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エッセイ『波乱万丈、どぎゃん苦にも負けんばい』【第19回】阿南 攻
自分で商売を始めるために熊本に戻ったものの、家族四人を食べさせていくための仕事のアテはなかった。しかし今とは異なり…
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第16回】伊藤 フサ子
セーラー服を「寝押し」すると畳の目がくっきり...新しい制服で学校に通えるのが夢のようだった。
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エッセイ『四国八十八カ所』【第12回】深山 無行
参拝で清算する過去の諸悪行 心を整理整頓し、3つの信仰と十戒を心に人生を歩んでいく