床(ゆか)から天井(てんじょう)に届きそうなほどの大きく立派(りっぱ)な祭壇(さいだん)の前の、沈(しず)み込(こ)みそうな分厚(ぶあつ)く大きな黄色(きいろ)の座布団(ざぶとん)に座(すわ)って、お経(きょう)を上げている。とはいえ、私には、祭壇以外は全てが違和感(いわかん)だらけに感じた。L字型のフロアー。フローリングの床(ゆか)、洋風の壁紙(かべがみ)に洋風のカーテンとレースのカーテン。本…
精神世界の記事一覧
タグ「精神世界」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
エッセイ『神縁』【第6回】塩谷 灯子
姉の不倫相手のエセ住職。疑う私を「ちょっとこっちに来てやァ」と窓際に連れて行き、小声で言った言葉……抜けた、腰が。
-
小説『魂のいるところ』【第2回】しおん
伯父の荷物を届けに来ると言ったという部下の男性。もしかしたら告別式の時に少し話したあの素敵な男性かも、と急いで帰ると…
-
エッセイ『神縁』【第5回】塩谷 灯子
姉と不倫中の住職、洒落たビルの中の寺、胡散臭い姉の所業の数々…あァ~、騙された、騙されて大阪まで来てしまったァ~
-
小説『魂のいるところ』【新連載】しおん
伯父の葬儀の日に出会った端正な顔立ちをした青年。「綺麗な顔だなぁ……」そう思った
-
エッセイ『神縁』【第4回】塩谷 灯子
10年近く疎遠だった姉からの電話。なぜか私の病気を知っていて、「伝えなあかんことがある」!? 猜疑心と好奇心がせめぎ合い…
-
エッセイ『神縁』【第3回】塩谷 灯子
脱サラ夫の店舗はいわくつき物件だった!昔から商売が長続きしないと有名な店舗で何ケ月もつか賭けてる人までいる!?
-
エッセイ『神縁』【第2回】塩谷 灯子
あっという間に九州へ移住が決定 数時間前までサラリーマンだった夫が飲食店の開業へ!
-
エッセイ『神縁』【新連載】塩谷 灯子
まるで生き物のように私達家族に絡みついてきた災いという神縁を、一つの例として読んでもらうことで…