【前回記事を読む】大学は学生の教室自主使用を不法占拠とした。過激化する学生運動に教員は望遠カメラで活動家学生の監視を始める。この6月23日から7月24日までの教養部教授会などの大学当局の対応の中で、特に注目されるのは、次の2点である。第一に、教養部教授会の「拡大連絡会議」への全権委任である。これにより教授会が全面的に弱体化、あるいは形骸化したのである。「拡大連絡会議」は、教養部長やその取り巻きの…
評論
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『東北大学処分粉砕闘争』【第8回】石井 恭平
「学生1500名が留年」この学費闘争における大量留年のときに秘密裏に行われた教授会…審議に要した時間はわずか15分だった。
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『フローベールの秘密』【第9回】瀬戸 和子
〈観念〉と〈形式〉の一致という終生変わらないフローベールの美学。『聖アントワーヌの誘惑』に足りなかったものは...
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『ながれ星 冬星』【第2回】石田 義一郎
橋を渡ろうする母子から通行料を取ろうと、男が子供に手を伸ばした瞬間二人の間に割って入ったのは…
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『人道的医療安楽死』【第2回】ミハエル・デ・リダー,志摩 洋
結核治療は処刑よりも、拷問よりも、ずっとひどいものであった。治らぬ病を患ったカフカはその深刻さに気が付き......
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『沈んだ大陸』【第2回】柴 正博
沈んだムー大陸に動物たちは渡ったのか?最新科学で読み解く“失われた陸地”の真実
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『シン・結婚』【第9回】丈 玄空
年収500万円以上・大卒・身長171・4cmの「普通の男」と出会いたい! 町の歩き方が出会いを生み出す。"偶然"に欠かせないのは足を使う事である。
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『英語教師が知っておきたい授業力アップのための話し方 』【最終回】表 昭浩
【英語教育】教師の「TSE」に必要なのは、成功体験だけではない。時に苦いマイナスの経験をすることで…
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『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【最終回】児井 正臣
消費税増税反対・国債で賄うべき・自然災害で死ねれば本望である…大移住プロジェクトに対し想定される様々な反対意見。
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『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【第25回】児井 正臣
現在は1兆円を下回る水準に。国の治水予算は2000年度頃までは年1.3兆円程度に達することもあったが…
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『人口減社会の資産運用』【第12回】山木戸 啓治
退職前に知りたい年金のあれこれ。国民年金に60歳以降も任意加入すると、払った保険料の2倍年金を受給できる。
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『夜間頻尿の正体』【第12回】都田 慶一
朝晩の冷える冬は夜間頻尿の悪化は仕方がない…と、思いきや!? 適切な内服と生活指導で寒い季節にも対応できるのです
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『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【第24回】児井 正臣
「適温経済」などと称され、程よい感じの経済状態だとさえ言われていた、無風状態の平成時代。
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『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【最終回】山城 利躬
芭蕉が生み出した俳句の新しい世界と、彼の弟子たちが果たした重要な役割とは?
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『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【第23回】児井 正臣
すべてについて世の中が前向きだったあの頃。望ましい人口構造のもと、日本は世界でも稀に見る低負担・高福祉の国だった。
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『知られざる小林多喜二の周辺』【新連載】小林 信義
【小林多喜二の血縁者が記す】不確かだった人物像や周囲の人々、さらには誕生日まで――多喜二の深層を解き明かす謎解きの書
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『「文化国家」日本の宿命』【新連載】桜山 太郎
「同じ日本人」という漠然とした概念を信じたまま、国家の要職者ですら認識が食い違ったまま突き進んだのが80年前の戦争だった
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『新事記』【新連載】吉開 輝隆
朝、痛みと共に目を覚ますと老人がいるではないか。老人は唐突に「われは、伊弉諾(いざなぎ)の尊(みこと)であるぞ」と大声で言いだし......
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『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【第22回】児井 正臣
消費税はヨーロッパ各国レベルの15~20%へ。高負担高福祉に向かわざるを得ないだろう。
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『司馬遼太郎 啐啄の記』【第6回】辻本 康夫
「凡夫とはわれわれのことやな」司馬遼太郎が心に残した芦名先生の教えとは? たった二編の随筆に残されたある教師の姿
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『自然災害と大移住――前代未聞の防災プラン[注目連載ピックアップ]』【第21回】児井 正臣
自然災害に対して脆弱な日本。根本的な解決方法は、その場所から離れること、つまり逃げるしかない。