生い立ち芭蕉は、一六四四年伊賀上野に、松尾与左衛門の次男として生まれた。生家は、松尾姓を称しているが、武家でなく、実態は決して豊かではない百姓であった。母の出自は、百地氏と言われている。十歳中頃に、伊賀上野の藤堂良精の嗣子で、二歳年上の、藤堂良忠に仕えた。この良忠が蝉吟と号する俳諧人で、その連中に加えられ俳諧の道に入ったと言われている。その当時の句の一例杜若にたりやにたり水の影この藤堂家は、藤堂…
俳句・短歌
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『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【新連載】山城 利躬
松尾芭蕉は貧しい百姓の子だった。一体どこでどんな勉強をしたのか?
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『四季の華』【新連載】かとう なお
もしも自分が平安時代の女流作家だとしたら…古の言葉で綴る和歌
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『村においでなさい』【最終回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『歌集 緑葉の里』【最終回】上條 草雨
歌集「緑葉の里」より三首
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『句碑と遊ぶ』【第8回】松下 与志子
旧街道を歩きながら、様々な時代を生きた人々の息吹に出会うことが出来た日
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『バーの二階で』【第2回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句
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『村においでなさい』【第15回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『歌集 緑葉の里』【第19回】上條 草雨
歌集「緑葉の里」より三首
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『句碑と遊ぶ』【第7回】松下 与志子
「梅の花一輪咲きても梅は梅」”鬼の副長”土方歳三に俳句に親しむ意外な一面が。
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『バーの二階で』【新連載】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句
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『村においでなさい』【第14回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『歌集 緑葉の里』【第18回】上條 草雨
歌集「緑葉の里」より三首
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『句碑と遊ぶ』【第6回】松下 与志子
古家の残る町並みや雑木林、野や畑中を抜ける道…。小野路は歴史のタイムカプセル
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『村においでなさい』【第13回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『歌集 緑葉の里』【第17回】上條 草雨
歌集「緑葉の里」より三首
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『句碑と遊ぶ』【第5回】松下 与志子
「むかーし、うつくしーい娘っこがいたっす」遠野物語の舞台、岩手県遠野市に出かける
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『村においでなさい』【第12回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『歌集 緑葉の里』【第16回】上條 草雨
歌集「緑葉の里」より三首
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『句碑と遊ぶ』【第4回】松下 与志子
「ごん、お前だったのか」愛と悲哀とを幼い心に刻み込んだ『ごんぎつね』作者の一句
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『村においでなさい』【第11回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編