【前回の記事を読む】仕事が少ないと家主はご飯を出してくれない…。その日は先輩がラーメンを奢ってくれて、私は涙を流した施術を終え、半額を奥さんに渡し、残る二枚の百円札は、いつまでも手の中に閉じ込めておきたかった。「とうとう自分の手でお金を得ることができた」珠輝の目に涙がにじんだ。握りしめた二枚のお札は、途轍もない大金を握っているような重みがあり、感無量で、しばらく身じろぎすることもできなかった。世…
エッセイ
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『心に咲いた向日葵』【第8回】丸山 珠輝
マッサージを終えた私に「息子がまだのようだな」と薄ら笑いを浮かべる男。だが全盲の私はそれに気づかず…
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『インドシナ・エレジー』【新連載】柴田 和夫
外交官として過ごした東南アジアの日々…今も忘れられぬ人々と風景が胸を締めつける
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『生きる本当の意味とは?』【新連載】高田 佳世子
【スピリチュアル】「祈り」とは?――人間にとっての原点。例えば、狩りに出かける父や夫に、「無事に帰ってきて」と願うことは…
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『楽ではない お金もかかる 大変なだけ それなのになぜ行った!?』【新連載】本間 照雄
【四国お遍路巡礼】退職後に挑んだ1300キロ。ガイドブックでは語れない、人生を見つめ直す旅の記録
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『ALSと闘った日々[注目連載ピックアップ]』【第4回】松本 しほり
テレビ局数社からカメラマンやレポーターがきて大混雑。夫からは「絶対に映らないように」と強い念押し
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『かれらの世界』【新連載】えんどう としこ
玄関先で寝転び、泣き喚くお隣のJ君。奥さんはどうすることもできないまま、あの子は自閉症だ、とカミングアウトして…
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『心に咲いた向日葵』【第7回】丸山 珠輝
仕事が少ないと家主はご飯を出してくれない…。その日は先輩がラーメンを奢ってくれて、私は涙を流した
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『ひとり語りのリカバリー』【新連載】大瀧 夏箕
統合失調症と診断された私が、ずっと医師に問いたかった疑問。「自分は統合失調症だったのか? そして今はどうなのか?」
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『終の棲Ⅵ』【新連載】北沢 美代
"このこと"に気づいてから、介護を受ける「負い目」が少しだけ軽減した――老人ホームで暮らす彼女が気づいたこととは
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『素晴らしき出会い』【新連載】久保田 亘
名誉教授が登りたいと言ったのは、東海道五十三次の高麗山。即答はできなかったが、少しでも恩返ししたくて「登りましょう」と…
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『ALSと闘った日々[注目連載ピックアップ]』【第3回】松本 しほり
進行しないと診断されたのに、脚力がどんどん落ちる――調べて凍り付いた。よく似た症状のALSという難病…こっちじゃないのか?
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『陳璧君 考』【第6回】築地 邦輔,築地 信二
中国革命運動の温床となったのは、東京と横浜だった。日本に亡命してきた思想家が、1万人の中国人留学生に…
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『心に咲いた向日葵』【第6回】丸山 珠輝
「あんたの身なりは粗末すぎる。眼が見えない者は、そういうところから考えないと」――全盲の私に、住み込みの職場の家主が…
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『夢翔る!——至誠天通、曲折の果てに——』【第6回】元 哲倫
3年間の問題集と数十冊のノートを破り捨て、やけくそで燃やしてしまった。退院したばかりの母は「私の責任だ」と涙を浮かべ…
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『巡礼の道・フランチジェナ街道』【第6回】廣田 司
共和政ローマのエルトリア人が築いた町巡り:ラ・ストルタからフォルメッロへ。ヴェイオ公園と歴史が残る絶景ルート
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『時をつむいで』【第18回】中村 良江
給料2か月分する革靴を「2回に分けて払うてくれたらええ」とニコニコ売るおじさん。戦後、パン一つも有り難い1948年に…
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『作家と住空間』【第2回】三木 奎吾
25歳の芥川。後に文豪となる彼は、千葉県房総九十九里で、長文ラブレターを書いていた。それは若い男の素直で純粋な恋心の告白。
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『ALSと闘った日々[注目連載ピックアップ]』【第2回】松本 しほり
日に日に悪くなっていく夫の足。退院して半年後、平坦な道さえもそろりそろりと歩かなければならなくなり…
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『ひとりで生きてゆけるかな』【第2回】牧田 恵
原因の分からない辛さ、でも「あなたは病気じゃないよ!」――どこに行っても言われる言葉。心の底まで苦しかった…
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『心に咲いた向日葵』【第5回】丸山 珠輝
事務室に続くこの廊下は"涙の溜まり場"――言葉の暴力、そして体罰…。職員からの虐待が、そこにはあった