天才の軌跡⑥ チャールズ・ディケンズと悪の萌芽『ディケンズの世界』(アンガス・ウィルソン著、松村昌家訳)によると「一八六五年に、ジャマイカで起こった反乱が、エア総督によって厳しい手段で鎮圧された」時、ディケンズは、総督をカーライルと共に弁護したという。彼は手紙に次のように書いている。「遠隔地の黒人――原住民でも悪魔でも何でもよい――対するあの政策的同情と、流血と野蛮行為のまっただ中で、奮戦してい…
[連載]天才の軌跡
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第42回】堀口 尚夫
倫理を超越した強者を、保護者として求めていた
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第41回】堀口 尚夫
失われた父親像の再建を願っていた
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第40回】堀口 尚夫
私はその日、独房から独房へと歩いた
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第39回】堀口 尚夫
外界の嵐から家族を守ることができなかった
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第38回】堀口 尚夫
子供時代の苦労を自身の家族にさえ話さなかった
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第37回】堀口 尚夫
借金は大きくなる一方であった
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第36回】堀口 尚夫
幸福な一家に翳がさしはじめる
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第35回】堀口 尚夫
地位を利用して、公金を横領していた
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第5回】堀口 尚夫
自然の事象よりも、人間に関心があった
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第34回】堀口 尚夫
善良ではあっても弱い父親
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第33回】堀口 尚夫
フランス革命は究極的な父親像の打倒を意味している
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第32回】堀口 尚夫
権威を持つ立場にある人々の多くを厳しく糾弾
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第31回】堀口 尚夫
婚約不履行で訴えられ、債務者監獄に入獄させられる
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第30回】堀口 尚夫
父は存在するが、父親として機能していない
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第29回】堀口 尚夫
母の死とそれに続く父の失踪
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第28回】堀口 尚夫
女性にはかなり人気があったらしい
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第27回】堀口 尚夫
一着の服と穴のあいた靴しか持たなかった
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第26回】堀口 尚夫
母の死後、ロベスピエールは全く変わってしまった
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第25回】堀口 尚夫
子供時代の感情が増幅され、妄想にまでになるという可能性
-
歴史・地理『天才の軌跡』【第24回】堀口 尚夫
多くのスペイン人の琴線にふれる物語であった