時計を見る。午前二時。まだもう一眠りできる。しかし、どうしたものか、眠れない。仕方なく、一杯の水を飲むことにした。「あの本、最後まで読みたかったなぁ……」しかし、夢なのだから覚めても仕方がない。夢は覚めるものだ。完全に目が覚めてしまったので、本でも読むことにした。とある作家によって紡がれた、“世界の終わり”へ旅に出るのだ。本には、不思議な引力がある。その引力には敵わない。そうして、世界を(時には…
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