娘はガタガタと全身が小刻みに震えているのです。あまり事に動じないこの娘が、一体どうしたということなのでしょう。少し落ち着くのを黙って待ちました。そしてやっと娘の口をついて出た言葉が、「お母さん、カニューレ(心臓や血管、気管などに挿入するふと目の管)が抜けちゃったの。取れちゃったの」でした。これにはさしもの鬼婆たる私も驚いてしまいました。そして娘は、「大分前に日本ALS協会広島県支部の役員をしてお…
闘病記の記事一覧
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第21回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】カニューレ管が抜けるアクシデントに娘はとっさの判断...看護師さんの経験談に感謝
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第20回】堀内 昌子
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エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【第6回】丹澤 章八
二度目の癌手術、どんなに不安感情を払拭しようとも「知ってる佛」は望んだ返答を返してはくれない
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第19回】堀内 昌子
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エッセイ『あなたがいたから』【第16回】坂本 りの
家で看るのは大変になり入院する前にとグループホームにいる彼のお母さんの所へ連れて行くと…
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第18回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】夫との面接のために訪れた俳優のジョン・トラヴォルタに似た施設長『ジョン様』とのご縁
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第17回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】うわべだけの福祉国家日本。介護事業所に電話をしても、病名を言っただけで次々と断られ…。
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エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【第5回】丹澤 章八
2月30日に消化器外来を訪れたのに、あなたの検査は5月の連休明けになると告げられ…
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エッセイ『あなたがいたから』【第15回】坂本 りの
「分からない、何もかもが分からない」初めて見せた大粒の涙姿の夫。あの時抱きしめて慰めてあげられなかったことが今でも…
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第16回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】「父親・命」と必死になって介護する娘。ストレートな命の期限の質問に…
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エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【第4回】丹澤 章八
人生初の流動食の献立は味気なく…デザートの小さなちいさなアイスクリームだけは…
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エッセイ『あなたがいたから』【第14回】坂本 りの
治療で言葉がうまく出てこない夫。彼が今どう思っているのかを知りたくて…
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第15回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】「いつまで生かせたいですか?」ショートステイ的に考えていた病院の医師の言葉に…
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エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【第3回】丹澤 章八
「お話があるのですが…」医師の話に、ある日の夕食を思い出してゾッ…
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エッセイ『あなたがいたから』【第13回】坂本 りの
消えた再発部分。安堵のはずが芽生え始めた「死」への意識が押し寄せてきて…
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健康・暮らし・子育て『がんを自分らしく生ききる』【新連載】村川 康子
がんとの新しい向き合い方「ホスピタルフリー・サバイバル」
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第13回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞】怪訝そうな視線が大きな拍手となった瞬間。原監督は車椅子と視線を合わせ…
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エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【第2回】丹澤 章八
【知ってる佛】がなにか言いかけ、それを強引に口をふさぐ【知らぬが佛】
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第12回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞作】みなさんのお墨付き介護タクシーで準備万端。『原辰徳監督』に会いに行く!
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エッセイ『知らぬが佛と知ってる佛』【新連載】丹澤 章八
嫌な予感が的中。三つの癌に見舞われ、人生二度目の癌闘病生活へ