【前回の記事を読む】何をやっても上手くいかない日々。そんなある日、僕は高校の先輩と再会した。先輩は僕の顔を見るなり泣き出したのだった……気付くと空は赤らんでいた。川のせせらぎが聞こえる、河川敷。草の上に寝転ぶなんて、いつからしていなかっただろう。お互いの口から言葉が発せられないまま、幾分と時間が過ぎていた。何本目かの電車が通り過ぎて、先輩は口を開く。「こうやって話すの……何年ぶりだっけ?」僕は先…
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小説『Live on Stage!』【第2回】桜木 シン
「……コウくんさ、今でも書きたいって思ってる?」先輩のその一言で僕の止まっていた時間が静かに動き始めた
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小説『【終戦80年】戦争体験ピックアップ』【第8回】菜津川 久
【終戦80年】あの防空頭巾の下に血走った目を光らせていた人々がどうしてみんな、こんなに優しい平和な人達に変わってしまったのか
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小説『29歳、右折の週』【第22回】言田 みさこ
他の男に乗り換えるか? 今の彼といれば「平凡な幸せ」は手に入るが、男としての魅力を感じないし…
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小説『【終戦80年】戦争体験ピックアップ』【第7回】菜津川 久
【終戦80年】打倒鬼畜米英と叫んだあの先生が、今度は軍国主義の亡霊を追い出すと言い出した
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小説『29歳、右折の週』【第21回】言田 みさこ
婚約者がいるのに「帰りに話し合おう。二人だけで」――なんと魅力のある甘い誘惑だろうか。手を伸ばせば届く所に彼がいて…
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小説『ナタリー』【第2回】福ゐ 行介
1年間住むことになるウェストキャンプの小さな家の前に立った時、満天の星空と縦横無尽に飛び交う蛍の群れが祝福してくれた
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小説『29歳、右折の週』【第20回】言田 みさこ
無垢な外見からは想像できないほど〝女〟へと急速に変貌してしまった少女。キッ、と眉を逆ハの字にして私を睨みつけた
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小説『29歳、右折の週』【第19回】言田 みさこ
32歳独身男性。きっと憧れの少女像を自分で勝手に作り上げて、彼女の本当の中身はまだ全然わかっていないんだ…
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小説『Ore Joe! 俺たちの青春』【第4回】本村 雅寛
「会いたいけど、会えないよ!」いつも仏壇の前で祖父に文句を言っていた祖母。遺骨収集も墓参りも果たせないまま、病に倒れ…
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小説『ザ・キュレーター』【第4回】そのこ+W
新婚旅行でイタリア・フィレンツェへ。ジオットの塔から町を一望した妻は、「案外小さな町なのね」と…
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小説『29歳、右折の週』【第18回】言田 みさこ
「〝あんたが要らないならこっちがもらうわ〟談判ね」否定したものの、少女に見向きもされない彼に心が舞い上がるのを感じていた
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小説『29歳、右折の週』【第17回】言田 みさこ
少女が書いた手紙を破り捨て、代わりに私が書き直した手紙を投函した。彼を踏みにじる言葉を消して…
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小説『29歳、右折の週』【第16回】言田 みさこ
30歳の男が18歳の少女へ宛てた手紙。8枚にもおよぶその手紙には彼女への下心が見え透いており、さらに文末には…
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小説『マリファナ家族』【第2回】東 龍澄
「すみません、マリファナ栽培で逮捕されてしまったので今日は出社できません。」―真面目な社員の俺は今、会社ではなく留置場に…
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小説『二十世紀のおとぎ話』【第2回】オー・クンケー
「大切なものを、この戦争から守ることができなかった。そこで私は…」王さまが五人の顔を一人ずつ見つめ、続けた言葉は…
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小説『29歳、右折の週』【第15回】言田 みさこ
彼に耳元で「好きだよ」とささやかれた。帰ろうとする彼をなんとか引きとめようと甘え声で話しかけ…
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小説『指切り宗佐 愛恋譚 』【第4回】星河 三郎
四日目の晩、惹かれ合う二人はついに――「明晩もきっと参ると約束してくれるか?」「何があろうと、必ず参ります」
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小説『29歳、右折の週』【第14回】言田 みさこ
女友達と旅行する気分で彼の実家へ――異性として意識していなかったが、隣り合わせの和室をあてがわれ…
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小説『ネムとジド』【第11回】喜田 美樹
角がなくなった赤鬼の赤べえ。なにを思ったか、急に立ちあがり、二本の枝を削って松ヤニで頭にくっつけて…
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小説『猫の雨傘と僕のいる場所』【第11回】倉澤 兎
義姉からの手紙には、「名前は『高』と書いて、貴方と同じ『たかし』と読みます。終戦直前の『東京大空襲』で亡くなりました」