一郎は店長から謝礼として一万円もらった。この副収入はありがたい。あとは自転車で大門をぶらぶらしてから、何かおいしいものを買って帰ろう。大門のグリーンベルトを通ると、まだ港祭りには少し日があるのに出店が一軒出ている。そのテント小屋の入り口には、『無料です。皆様ぜひお入りください』とへたな字で貼り紙があった。時季はずれのテント小屋も訝しいが、問題はそこではない。テント小屋から漏れくる邪気がものすごい…
ホラー小説の記事一覧
タグ「ホラー小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。