【前回の記事を読む】 「あんたの妄想。現実にしてやったよ」――“髪の長い白い服の女” がにやりと笑うと、見覚えのある笑顔だった。…あの青年だ。白いTシャツにジーンズ、黒のエプロンを細身の体にまとった、二十代くらいの青年が、テントの中からまばゆい笑顔を月子に向けている。開催の度に譲渡会へと足を運んでいた月子だったが、この青年は見掛けた記憶がない。新しくできた団体のボランティアさんだろうか。「ごめん…
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小説『因果』【第7回】愉怪屋 編
「エア、猫?」――猫が好き。保護猫活動も金銭的に援助してきた。でも、事情があって自分では飼えない。そんな私が勧められたのは…
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第21回】高田 知明
代々我が家系の長男を守り続けているのは『ふみ』さんの霊?! そして父は『ふみ』さんの重要な二つの申し送りをはじめた...
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第20回】高田 知明
写真の中の曾曾祖父さんの実の妹『ふみ』さんは幼い頃見えていた「おばちゃん」だった!? 彼女が俺のそばにいた理由とは...?
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第19回】高田 知明
幼い頃見えていた「おばちゃん」の正体を突然語りだした父。アルバムの中からセピア色の白黒写真を指差して...
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第41回】春山 大樹
看護師が語る違和感と混乱…蒼医師の不可解な行動と試験モニター導入の裏にあった密室殺人の真相とは
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第18回】高田 知明
母には見えてはいないが、なぜか母はその存在を知っている「おばちゃん」――母が子守唄を歌ってくれている時にも現れて...
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第17回】高田 知明
家族みんなで食事をするとき「おばちゃん」はいつも俺の横にいた。「おばちゃん」はただじっと俺を見ているだけだった...
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第16回】高田 知明
山菜採りで崖から転落…爺ちゃんはこの事故で命を落とす運命だった?!
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第15回】高田 知明
「うわっ……」彼女には...顔がなかった。俺は目を瞑って一心に祈った。今朝のあの時間に戻るんだと...
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第14回】高田 知明
自分の花嫁の名前も顔も分からないまま披露宴は進んでいく。花嫁の顔を見ようと腰をかがめてみたが綿帽子で見えなかった...
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第13回】高田 知明
想い人との結婚は出来ぬと諦めた。しかし婚姻の場に現れた綿帽子で顔を隠したその女性の正体は...!!
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第12回】高田 知明
俺だけではなく親さえ知らない花嫁。父親は「おまえは自分の力で嫁を決めることができる」という言葉を繰り返すだけで…
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第40回】春山 大樹
「彼女は本当に犯人だったのか?」監視カメラが暴いた新事実が明らかに。そして記憶を遡り、見えてきたものとは…
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第11回】高田 知明
祖父が語った一族の伝承話――養蚕技術を東北の宮下藩にもたらし事業拡大
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第10回】高田 知明
「こっちに来なさい」爺ちゃんは仏壇の間に俺を連れて行った。一族の先祖がどのようにして財力を獲得したかについて話始め…
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第9回】高田 知明
額の生え際あたりにある鬼の角のような左右対称の白い小さなこぶ。代々跡継ぎに表れる印で父にはないが俺にはある…?!
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第8回】高田 知明
俺の婚礼…? 父の唐突な言葉に俺も妹も呆然。二十歳にもなっていないし結婚相手の顔すら知らない俺
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第7回】高田 知明
孫自慢で盛り上がる爺ちゃんと村の人。「今晩、村の皆さんを招待するから大広間を準備しておいてくれ」と言付けを頼まれ…
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第6回】高田 知明
4年前に出会った赤い服の少女はすっかり成熟していて――「もう一度会いたい」その思いから出た言葉に彼女は…
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小説『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』【第5回】高田 知明
婆ちゃんの手料理と爺ちゃんからの入学祝。俺と妹に五万円ずつ、祝儀袋に入った現金をくれる爺ちゃんはさすが!