二〇一五年十二月二十二日(火)今日はリハビリの日だ。理学療法士の小松さんには、何かで入院するたびに、ずっと前から世話になっているらしい。握力は両手とも充分に強い。それで心強く思っていたところが、そのぶん、開く力が極端に鈍くなってきており、特に右手は握ったきり開く・離すという事がとても困難である。それは肘・膝・股関節の曲げ伸ばしも同様で、この病気に限らず、とかく年寄りは閉じるより開く力の方が衰えが…
ノンフィクションの記事一覧
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第17回】残間 昭彦
「うちの子も人の子もない、叱る時は叱る」母は剛毅に笑った。
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第16回】残間 昭彦
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第15回】残間 昭彦
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第14回】残間 昭彦
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第13回】残間 昭彦
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第12回】残間 昭彦
「心の財だけは来世へ持ち越せる」迫る死を覚悟した母の境地
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エッセイ『良子という女』【最終回】野村 よし
「3月には伊勢へ」玉砂利を踏みしめつつ、私たちは歩いた。
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第11回】残間 昭彦
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エッセイ『戦争を知らない君へ』【最終回】棚橋 正夫
「ドカーン」と爆発する音が連続して聞こえ、家全体が揺れた
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エッセイ『良子という女』【第61回】野村 よし
歌舞伎は「女方」が幹。5代目雀右衛門は品良く折り目正しき
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エッセイ『ありがとうをもう一度』【第10回】残間 昭彦
私は医師にキレた…「最善を尽くしますという一言がほしい」
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エッセイ『戦争を知らない君へ』【第16回】棚橋 正夫
今から思えば爆弾や焼夷弾が落ちれば何の役にも立たない防空壕だったろう
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エッセイ『良子という女』【第60回】野村 よし
私と一緒なら地獄へもついて来るだろう。
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エッセイ『戦争を知らない君へ』【第15回】棚橋 正夫
一変して死ぬか生きるかの恐ろしい出来事に遭遇した
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エッセイ『戦争を知らない君へ』【第14回】棚橋 正夫
祖父の教えによっていじめによる苦しさから解放された
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エッセイ『戦争を知らない君へ』【第13回】棚橋 正夫
明日からランドセルをやめてみんなと一緒の肩掛けカバンで学校に行きなさい
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エッセイ『戦争を知らない君へ』【第12回】棚橋 正夫
悔しくて情けなくて一人でシクシク泣きながら自宅に戻った。