「キリンのやつめ。なんで、ぼくがおこられなきゃいけないんだ。声が小さいくらいでどなるなんて、どうかしちゃってるよ」声が小さいのは、しかたがないのです。からだが小さいのですから。背の高いキリンには、ムックの声はとどかなかったのです。ぷんぷん虫のくっついたキリンには、自分の背たけが高いこと、あいてが小さいことを、考えてあげることができなくなっていたのです。けらけら森には、もうだれも笑う人がいなくなっ…
小説
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『おるすばんなんてだいきらい』【第4回】鳥乃 あさり
【童話】森には、だれも笑う人がいなくなってしまいました。
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『京子+宇宙×あんどろいど』【新連載】鏡 龍太郎
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『魏志倭人外伝』【第20回】半田 貞二
【小説】卑弥呼の衝撃発言「私が『親魏倭王』の称号を受けるはずがありません」
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『ミスタープレジデント』【第2回】神戸 古里
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岡山の山中をバイクで走っていた男が感じた「嫌な感じ」の正体
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『享楽の知謀者『見聞之録』 流浪の旅人』【第2回】宮里 洋幸
静寂に包まれた怪しの森に住む獰猛な獣「妖魔」とは…
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『渦の外』【第5回】今中 浩恵
父はダンディ、母は優雅なレディ、妹は美人…私には個性がない
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『雀が墜ちる時 上』【新連載】鶴石 悠紀
【SF小説】西暦2040年…「武器のない知識戦争」の恐ろしさ
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『君と抱く/夢想ペン作家日和』【第2回】香輪 直
おやじさんの敏腕っぷりに脱帽するのもつかの間…「あとはお前が一人でやるんだぞ」
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『UNDERMAKER!』【第6回】南 千晶
屋敷で起きた凄絶な殺人事件…鍵を握るのは2人組の三下盗人
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『サンタクロースへの贈りもの』【新連載】青山 太洋
【小説】「運命の相手」とは、いつかは必ず巡り合えるワケ
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『永久の恋人 愛と悲しみの軌跡』【第4回】桜庭 未来
【書簡体小説】「互いに想い合っているのに結ばれないなんて、僕には理解出来ません」
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『転入』【新連載】熊谷 栄子
【小説】娘2人を連れたシングルマザーが転入したのは「知らない人たちが暮らす街」
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『 Gift~天使からの贈り物~』【第4回】名奈瀬 優作
昨日からの考え事を友人に話すと…「どうでもよくないか?」
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『願わくは今この瞬間が、ささやかな幸せのはじまりでありますように』【第3回】深月 雪瑛
「嫌われたかも…」落ち込む男にかけた女の意外な言葉とは
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『おしえて!かみさま!』【新連載】永露 江未子
【絵本】あなたは 5つのバランスを しっていますか?
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『獅子谷家の事情』【第3回】棚小路 蔵人
保護者面談でこぼした本音「息子は公立中学に進学させたい、だって…」的外れな母親の思惑とは
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『笑生』【第6回】大宮 雫
長い入院生活が終わった矢先…あまりにも短すぎる妹との思い出