【前回の記事を読む】【終戦80年】昭和二十年三月十日、東京が壊滅的な被害を受けた朝。赤紙がきた父が入隊するために向かうと電車はもうなかった…街を隔てた遠くに海が光って見えていた。街といったって見渡す限り赤茶けた焼野原だ。そこは半年前まできれいな街並みが広がっていた所だ。色とりどりの屋根瓦が、モザイクのように並ぶ家々の間を緑の街路樹に縁取りされた道路が海に向かって伸び、駅舎の時計台や消防署の火の見…
小説
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『【終戦80年】戦争体験ピックアップ』【第7回】菜津川 久
【終戦80年】打倒鬼畜米英と叫んだあの先生が、今度は軍国主義の亡霊を追い出すと言い出した
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『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第2回】竹中 愛語
カドメイアに響く女たちの悲鳴。――こうしてテーバイは一夜にしてスパルタに占領された
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『小さい皆さん、こんにちは』【第2回】わたなべ たけひこ
森で生まれた黒ヒョウの子は父親のように強くなるために旅立った。やがて立派な若者に成長し、生まれ故郷に帰ってきたが……
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『29歳、右折の週』【第21回】言田 みさこ
婚約者がいるのに「帰りに話し合おう。二人だけで」――なんと魅力のある甘い誘惑だろうか。手を伸ばせば届く所に彼がいて…
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『なでしこの記憶』【第23回】坪井 聖
焦りから鍵穴にうまく差せず、3度、4度目でようやく。勢いよくドアを開け、「誰!?」奥から響く足音に、硬直すると…
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『振袖の謎森』【第2回】ホシヤマ 昭一
「しかし、隣町の団圃さんもお金持ちだか何だか知らないけど、花嫁を迎えるのに列車を仕立てるなんて、困ったもんだ」
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『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第34回】安本丹
温泉旅館へのお誘いを断った私。――しかし本当は、心も身体も彼と一つになりたい
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『エメラルド国物語』【第2回】光川 星純
「ここはアルプスの雪解け水があるからな」おじいちゃんが自慢していた谷川の水が、去年の半分になっている。ホタルも全然いなくて…
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『大人の恋愛ピックアップ』【第4回】
「もうあなたを愛せない!」別れを切り出した夜、主人は何も言わず私のベッドに入ってきて...
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『霧は、アンダンテで流れ行く』【第2回】余語 眞二
社長の一言で、気づいたら結婚することになっていた――高卒で工務店に就職した父と、その工務店で事務をしていた母は…
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『鼠たちのカクメイ』【第35回】横山 由貴男
大塩の首をこの目で見たいと言う大御所・徳川家斉に謁見するため、カイは田沼意留とともに“一介の旗本”として江戸城に乗り込む
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『ナタリー』【第2回】福ゐ 行介
1年間住むことになるウェストキャンプの小さな家の前に立った時、満天の星空と縦横無尽に飛び交う蛍の群れが祝福してくれた
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『29歳、右折の週』【第20回】言田 みさこ
無垢な外見からは想像できないほど〝女〟へと急速に変貌してしまった少女。キッ、と眉を逆ハの字にして私を睨みつけた
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『なでしこの記憶』【第22回】坪井 聖
僕はいつの間にか彼女の手を握って、スマホを顔に近づけていた。画面に映る赤いバラに、強烈に心を惹かれ急接近…
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『魔手 隠密捜査官6』【第2回】冬野 秀俊
正面入口の方が慌ただしくなった次の瞬間、一発の銃声が響き渡り、数人の男がなだれ込んできた。そして再び一発の銃声が鳴り…
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『アミとアライの詩 銀河系宇宙編』【第2回】太田 祐一
月光の指輪を持つウーマと太陽の王冠を持つシモン。満月の夜、彼らは全てを知るためにビッグストーンの元へ
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『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第33回】安本丹
身勝手な旦那の言葉に怒りすら感じないのはもう彼と真剣に向き合っていないから……彼のことはもう私はどうでもよくなっていた
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『大人の恋愛ピックアップ』【第3回】山口 ゆり子
気が付くと、義姉にキスをしていた。このままではきっと取返しのつかないことになるだろうと思いながらも彼女をソファーへと…
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『青春悼歌』【第2回】行燈 省益
駅の売店でたまたま買った早刷りの夕刊で僕はNの早過ぎる、そしてあまりに酷く悲し過ぎる死を知った。Nは敵対するセクトに――
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『冬隣』【最終回】順菜
さっきまであの人と愛し合っていた、あのホテルを見つめながら家に帰る。風呂に入ると、体のそこかしこに男に愛された跡が…