さとさん又この様な事もありました。友人の娘さんが、生まれながら心臓が悪かったのですが、十九歳で亡くなってしまい、その葬儀に行った時の事です。彼と一番後ろの席に座っていたのです。葬儀が始まり、来ていたのも友達が多く、皆若かったせいか、全員が号泣していた時、すっと私の隣の席に、一人の女性が座ったのです。でも会場の雰囲気が雰囲気だったので、じろじろと見る訳にもいかずにいたのです。「誰だろうか」と思いな…
エッセイ
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『あなたがいたから』【第4回】坂本 りの
帰ってきた彼の様子がどこか変で「悪性か良性か分かりませんが、腫瘍ができています」
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『遠涯』【新連載】矢田 重吉
捕虜養療所にて。誕生日、ドイツ人捕虜の友人がプレゼントを…
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『花と木沓』【第12回】おのちよ
「ヤエ子、ママよ。ママ来たのよ」愛しい娘に頬ずりをするも…
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『相対性理論批判の新しい形』【新連載】佐藤 淳
「なぜ空間は無視されるのか」…相対論の非現実性に切り込む
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『とらおさんと犬のお話』【第3回】Kumpoo
【写真絵本】おじいさんとさよならしたラムネにマムが優しくいったこと
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『遠い夢の向こうのママ 毒親の虐待と夫のDVを越えて』【第5回】かおる
おっとりした少女の小学校受験。試験日当日、学校の芝生に興奮し…
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『プレナイト』【第5回】天乃 神龕
仕事から帰らない夫。電話を確認すると何十件もの通知!? その相手は…
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『旅に遊んで』【第4回】吉田 昭雄
家族団らんとは何か。趣向が全く違うのに「仲睦まじい」再婚夫婦
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『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』【第5回】珠生 満ちる
【絵本】ご飯も水も貰えない。暗くて狭い場所に一匹だけ…
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『私の戦争体験』【第2回】坂田 朱美,德重 心平
【絵本】か細い声で「おかあさん…」防空壕で出会った学生
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『保健師魂は眠らない』【第4回】真秀場 弥生
コロナの直前、体が壊れ辞職した保健師…「とんでもない卑怯者だ」
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『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第2回】伊藤 裕幸
尊敬する博士に感じた違和感…「何かを隠蔽しているのではないか」
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『南半球の三日月』【新連載】久富 みちよ
アイスランドにイスタンブール…世界への興味を搔き立てたのは「教科書」だった
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『貧しさは人生の花』【第3回】伊藤 フサ子
家族とのぜいたくな暮らしの中で獲得していた、苦境に耐えうる「自尊心」
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『創られてゆくいのち ─精神的いのち考─ ~ 大自然(“Mother Nature”)の申し子 人間の授かった精神的いのちをどう整えていくか ~』【第7回】青山 巖豪
人間のいのちには「生物学的いのち」だけではない、「精神的いのち」がある
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『老人ホーム施設長奮闘記』【第2回】山田 勝義
老人ホーム入居者から学んだ「人として、しっかりとお話を伺う姿勢」
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『村においでなさい』【第9回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『ロッキー山脈を越えて』【第11回】亀井 健司
「俺たちは黒人なんだ。どうしたって、それは変えられないんだ。それを受け入れなくちゃならないんだ。」
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『迷子 うつと離婚と私』【第6回】野沢 りん
介護士からの思わぬ連絡!妻の葬儀後、93歳の父の身に何が…!?
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『フケメンの戯言』【新連載】現王園 秀志
心臓の鼓動がシンクロする…初孫たちの誕生に感じた強い運命