エッセイ 絵本・漫画 歴史・地理 絵本 戦争 2023.06.05 【絵本】か細い声で「おかあさん…」防空壕で出会った学生 私の戦争体験 【第2回】 坂田 朱美 | 德重 心平 平和に暮らせることって、当たり前じゃないんだ この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ある夏の日、私の家に爆弾が落ちてきた――。どれだけ時間がたっても、決して忘れてはいけない実際にあった物語。※本記事は、坂田朱美氏・德重心平氏の書籍『私の戦争体験―三歳からの記憶―』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】【絵本】「昭和18年5月、出征するお父ちゃんを見送りました」 私の戦争体験記
エッセイ 『心に咲いた向日葵』 【第2回】 丸山 珠輝 全盲の娘に向かって母は「目の前にあるとが分からんかね」「役に立ちゃあせん」その言葉に深く傷ついた。だが娘は… 【前回の記事を読む】父と母はいとこ同士だった。そして生まれた私には、両眼の眼球がなかった。そんな私のことを、親族や両親は「珠輝ちゃん、あんたは目が見えんとやから人にいらんことは言いなさんな。たいがい人の手をとりようとばい。いつもありがとうございます、ごめんなさいを忘れたらいかんよ」またあるときは、「珠輝ちゃん。あんたは昔、お姫さんやったとばい。あんたがあんまり意地が悪かったけん、めくらで生まれた…
小説 『訳アリな私でも、愛してくれますか』 【第14回】 十束 千鶴 「私は全然納得してないんですけど」…大口顧客の担当を外された、まさかの理由にもやもや。 【前回の記事を読む】隣りの部屋の住人は同期の男性だった! 同期が壁一枚隔てた向こうにいると思うと気が抜けず…「それがな……この間、男連中で飲みに行ったときのことを思い出してな。そこで話したんだが、あいつ今結婚したい女がいるんだと。子どももできたって言うから、昇進させてやりたいだろ? 親心みたいなもんだ」「……それ、私が同じことを言ったらそのクライアントは私の担当になるんですか?」「おいおい水瀬、…