エッセイ 絵本・漫画 歴史・地理 絵本 戦争 2023.05.14 【絵本】「昭和18年5月、出征するお父ちゃんを見送りました」 私の戦争体験 【第1回】 坂田 朱美 | 德重 心平 平和に暮らせることって、当たり前じゃないんだ この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ある夏の日、私の家に爆弾が落ちてきた――。どれだけ時間がたっても、決して忘れてはいけない実際にあった物語。※本記事は、坂田朱美氏・德重心平氏の書籍『私の戦争体験―三歳からの記憶―』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 私の戦争体験記
小説 『愛[注目連載ピックアップ]』 【第17回】 高見 純代 「明るくて…恥ずかしいわ」私は明るくて広いリビングで裸になる事をためらっていた。すると彼は「脱がしてあげるよ」 【前回の記事を読む】「私を描いて!」——裸のまま、叫ぶように懇願した。結婚をしないと決めている彼に、私の美しさを覚えておいてほしくて…神矢はもう、すっかり画家になっていた。キャンバスに木炭でデッサンを描き始めたようだった。いつもと違う彼の目が、私を射るように見ていた。長いこと、私は言われたポーズでジッとしていた。部屋は冷房がかかっていて、私は少し体が冷えてきた。「ちょっと寒いわ」「あぁ、ごめん」…
小説 『ガッキーとグッキー 不思議な木箱』 【第9回】 芝 くりむ 喋る2匹の犬との共同生活!? マヨネーズがたっぷりと乗っかった鳥胸肉をナイフとフォークで食べる犬って何者? 【前回記事を読む】「母に余計な気遣いをさせないため」父の働き方の奥にあった思いやりに、遼が気づいた瞬間ガッキー君はジロリと横のグッキー君を見つめてから、お皿の脇にあるナイフとフォークを手に取った。「ドッグはドッグらしく食べたいとは思わないのか? 人間が使っている扱いづらい物を両手に持って食べるのは苦手だよ」ナイフとフォークを十字に合わせ、カチャカチャと小さな音を立てたガッキー君は不満顔。「郷に入…