エッセイ 絵本・漫画 歴史・地理 絵本 戦争 2023.07.17 運動靴の配給くじに当たって大喜び!お母ちゃんに早く見せたくて 私の戦争体験 【第5回】 坂田 朱美 | 德重 心平 平和に暮らせることって、当たり前じゃないんだ この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 ある夏の日、私の家に爆弾が落ちてきた――。どれだけ時間がたっても、決して忘れてはいけない実際にあった物語。※本記事は、坂田朱美氏・德重心平氏の書籍『私の戦争体験―三歳からの記憶―』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】復員した父が差し出した金平糖と乾パン…「戦争は終わったんだ」と思った瞬間 私の戦争体験記
小説 『拝啓、母さん父さん[注目連載ピックアップ]』 【第22回】 三上 ミカン 声のするリビングへ行くと、母の不倫相手が...まだ中学生の私を舐めまわすように見る男は、気軽に家に上がり込むように… 【前回の記事を読む】世田谷区に住み、幼稚舎から名門校に通う由緒正しきお嬢様。父親は私立大学の教授、母親は主婦をしながら事業に取り組んでいる。ダイニングチェアの講評会も無事に終わり、ダイニングチェアは学内に展示された。就活で必要なポートフォリオ用の写真撮影をした後、父に発送することを写真付きでラインするとすぐに返事がきた。とても喜んでくれているのが文面から伝わって、父への自分の気持ちがまた分からな…
小説 『月海』 【第2回】 月原 悠 面倒臭そうに体をこちら向きに動かし、「半身麻痺で言葉を発することができません」…本人を目の前に言う看護師を不快に思った。 【前回記事を読む】極寒の地、網走刑務所から出所した。途絶えてしまったあの人からの手紙をたくさんバッグに詰めて、男が向かった先は…近くにはわずかの住民がいたので尋ねると、妙子は近所づきあいがほとんどなく、どうやら約一キロ先の病院に入院したらしい。会えなかったのは残念であったが、すぐさま行くことにした。赤い屋根に白い枠の小窓がいくつもある、古びた二階建ての木造の大きな建物が見えた。ここに妙子が入院し…