事件直後に当事者である両人を直接聞き取りをした目付多門伝八郎も手記『多門伝八郎覚書』に、刃傷事件を取り糺した時のことを記している。それによると事件直後の内匠頭に対しては、「其方儀御場所柄辨へず上野介へ刃傷に候儀、如何心得候や」と糺したところ、内匠頭は一言も申し開きをせずに、「上江奉対聊之御恨無之候へ共私之遺恨有之、一己之宿意ヲ以前後忘却仕可討果と存候ニ付及刃傷候、…」とあり、上(公儀)に対しては…
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