俳句・短歌 句集 2021.12.08 句集「八ヶ岳南麓」より三句 句集 八ヶ岳南麓 【第40回】 浅川 健一 八ヶ岳の麓で暮らす医師の、四季折々の俳句集 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 水仙や寺に一番乗りのバス 冬草の畔崩したる靴のあと 空つぽの堰に水来る野焼かな
エッセイ 『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』 【第12回】 山口 ゆり子 姉がトイレへ行った隙に…夫は私の腰を抱きよせ、肩にアゴを軽く乗せてきた。「無理しないで」と言われて、身体を預けると… 【前回記事を読む】看護師になり数年経ったある日、姉は自室から出てこなくなった…その日『夜になったら部屋を覗こう』と思っていたのに…すると亜希子はおもむろに、何かのパンフレットを取り出した。「来月からアメリカに二年間、研修に行くからね」郁子は話題が変わって少しホッとしていた。ところがそれも束の間、先ほどよりも深くなった亜希子の心の闇に共鳴する何かに心を揺さぶられて、郁子はまるで船酔いの時のような気…
小説 『超能力探偵 河原賽子』 【第65回】 春山 大樹 妹の就職先で起きた、ある事件をきっかけに…教育者だった両親は心中を図り、妹と私の“地獄”が始まった。 【前回の記事を読む】「実は…妊娠しちゃったの」…まだ結婚前の報告だった。「二重におめでとうじゃない」と返すと、親友は…5月20日の朝、前日トムラウシ温泉に宿泊した鍬下は近くの登山道からトムラウシ山を目指し、登山を開始した。6時間かけて山頂に到達し、岩場に腰かけて昼食を取りながら、風光明媚な周囲の景色を見渡した。山の周囲は高山植物を含む緑に覆われており、所々に溶岩が凝固してできたごつごつした岩が緑…