【前回記事を読む】ミミズのような字しか書けなくなった父は、それが病気だと気づいた。診断名を聞いて、早々に職場を引退してしまった。亜希子はまるで男の子のような遊びに興じる子で、父邦夫とはよく虫捕りにも行った。父邦夫はこんなにも早くその手の話を耳にするとは、思っていなかったのだろう。亜希子の心の中にはこの宝箱が、いつでも輝いていた。母佐知子が相変わらず亜希子を脅かしてもそれに癒されるように過ごす亜希…
エッセイ
ジャンル「エッセイ」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第11回】山口 ゆり子
看護師になり数年経ったある日、姉は自室から出てこなくなった…その日『夜になったら部屋を覗こう』と思っていたのに…
-
『僕の大学デビュー天下取り物語[人気連載ピックアップ]』【第3回】松本 竹馬
違う、あの子なはずがない。不良が描いた“抱いた女”の絵。彼が持つペンは、僕が彼女にプレゼントしたものと完全に一致していて……
-
『選ばれ、愛されるB級キャラクターのつくり方』【第2回】前田 昌克
地域で生まれた“ゆるいキャラ”が「無償の広告塔」に? 無名だったキャラに人が集まる“意外な理由”とは
-
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』【第7回】桂 真風
「あの人なしで…今後どうすればいいの」…夫の“本当の病名”を聞かされた妻。それは夫に説明されたものとは違って…
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第10回】山口 ゆり子
ミミズのような字しか書けなくなった父は、それが病気だと気づいた。診断名を聞いて、早々に職場を引退してしまった。
-
『僕の大学デビュー天下取り物語[人気連載ピックアップ]』【第2回】松本 竹馬
福岡県のある地域では、奇妙な風習がある。商業施設では頭を下げて入る。カラオケで必ず部屋の鍵を閉める。その訳とは
-
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』【第6回】桂 真風
「手術になるんですか?」かすれた声で尋ねられたが…もう既に、手術できるかさえ怪しかった。余命は8カ月ほどしかない可能性も…
-
『父さんのばかやろう』【第2回】藤原 優子
「子どもの命か、妻の命か」——医者に2択を迫られて、迷うことなく「妻を」と答えた。赤子の身体はドドメ色に変色していき…
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第9回】山口 ゆり子
お腹の子を亡くした翌日に『流産してすぐの方が妊娠しやすい。頑張れそう?』と言ってきた姉。まだ退院したばかりなのに…
-
『僕の大学デビュー天下取り物語[人気連載ピックアップ]』【新連載】松本 竹馬
最初に選んだターゲットは、僕の後ろに着席したこいつだ。「結果」は後からついてくる。僕が立てた”完璧な大学デビュー”の作戦は……
-
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』【第5回】桂 真風
紹介状を持って診察室に入ってきた男とその妻…男の病名とその余命は、問診の時点で新米医師の私にさえ分かった。
-
『胡蝶夢号の旅』【第5回】平野 俊夫
初めての車中泊!何でも経験しないと分からない、とは思っていたが…駐車場に入ると既に1台が停車していた。なんと彼らは…
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第8回】山口 ゆり子
首から肩へのなんとも美しいライン、高めの腰にすらりと伸びた脚、華奢な足首…目の前の姉妹は驚くほど似通っていた。
-
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』【第4回】桂 真風
彼は冷たい手で握り返してきて、目を閉じた。「ごめんね」…だが私が病室を出ようとすると、彼の振り絞るようなある声が響いて…
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第7回】山口 ゆり子
夜勤明けの看護師と会う約束をして、少々期待してしまった…朝から入念にシャワーを浴び、ソファー席で待っていると…
-
『神様の衣装函』【第7回】徳永 圀典
雰囲気が台無しだ……担当者は現地を見たのだろうか。不要な事業である。登山道をコンクリで舗装するなんて、一体誰の指示で……
-
『大人の肩書きをもつまで』【第7回】木痣間 片男
クラスメイトが自殺した。意外と人ってあっさり死ぬんだな。そんなことより、明日からの身のフリを考えないと……
-
『地球国を創る』【第7回】白川 欽一
日本国民として生まれる赤ちゃんは、借金1000万円を背負うことになる…世界最大の負債国家、日本。国家予算の3分の1は国債を発行し…
-
『悲しみの底で見つけたもの』【第4回】吉村 うにうに
点滴の後は“ご褒美”をあげるようになって、やっと病院に慣れてきた。この子は新しい環境が苦手で…
-
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』【第3回】桂 真風
手術は成功したが、リンパ節に"白くて硬いもの"を見つけてしまい…この患者は1~2年の命だろう──医師だけが知る現実