【前回の記事を読む】ダルマはサンスクリット語で●●?人生の苦しみを経験した著者が、再び前を向いて歩き出すまでの道のりを描いた実践的エッセイ。

第1章 人生の学び

過去の捉え方と今の捉え方

捉え方を変えることで今を変化させることができます。自分の想念を変えてください。想念とはこころの中で思い浮かべていることや考えていることです。

過去のつらい記憶に対して、その出来事があったから今ここまで生きてこられた。現状は、見通せないようなどん底にいたとしても、未来は良くなると信じるのです。

今だめだからと未来を諦めることは、変化や成長ができない上に、現状よりも衰退していくことになります。今の捉え方を変えることで、未来は今よりもより良いものに変化と成長をしていきます。

大変なときは大きく変わるときであり、意味のあるサインです。そこに気がつき、諦めないことが大切なのです。

そのことがあったから、導かれた今があり、繋がっているのです。人生に無駄な出来事などひとつもないのです。あなたの経験もわたしの経験も誰かのために生かされるときがきます。後悔と失敗は財産です。