【前回記事を読む】美しい自然の事象を清らかに歌い上げる山部赤人。一方、大伴旅人の梅の歌は幻想的ですらある(まだ年端もゆかないので、どう行ってよいかわかりますまい。贈り物は何でも致しましょう。黄泉(よみ)の使いよ、どうか背負って行ってやって下さい)『万葉集』九〇六番の歌であるが、この一つ前に「男子名は古日に恋ふる歌」という慟哭の挽歌がある。それは次のような内容だ。「願いに願ってやっと授かった白玉の…
短歌の記事一覧
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俳句・短歌『百人一首を〈私〉が選んでみました』【第7回】多田 久也
万葉集に宿る普遍の心――親子の情を詠んだ山上憶良と春愁を描いた大伴家持
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俳句・短歌『神さまの隣』【第10回】桜井 莉麻
詩五篇「この想いは ただの偶像化に過ぎないのだろうか それでも あの子の内側を覗いてみたいと思う」
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俳句・短歌『あーさん寄ってって』【新連載】北海 チカコ
クスッと笑える短歌集「夜十時 もう一本を 開ける音 なるべく小さく そっとと思う」
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俳句・短歌『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第5回】出島 美弥子
『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』より短歌5首。「慎ましく 詩歌口ずさみ 野の花に そっと口づけ 色づく花びら」
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小説『アイドルが私の短歌を推していた⁉』【第2回】すずき
彼と走り去った場所が全てぼやけた背景になる。通り過ぎる人たちが全てモブになる。私のピントが彼にしか合わない
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俳句・短歌『百人一首を〈私〉が選んでみました』【第6回】多田 久也
美しい自然の事象を清らかに歌い上げる山部赤人。一方、大伴旅人の梅の歌は幻想的ですらある
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俳句・短歌『神さまの隣』【第9回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩五篇「あざやかにちらつく裏地の色がいつまでも僕の心から消えなかった」
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俳句・短歌『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第4回】出島 美弥子
『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』より詩二編。「45分の帰り道。傘と一緒に飛んで跳ねて! 跳ねて飛んで…」
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小説『アイドルが私の短歌を推していた⁉』【新連載】すずき
【フォロワーとの邂逅】「あの」突然SNSのアカウント名で呼ばれて思わず振り返る。声の主は、どこかで見た覚えのある顔だったが…?【小説】
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俳句・短歌『百人一首を〈私〉が選んでみました』【第5回】多田 久也
万葉集に秘められた歴史と歌の真実──人麻呂の死刑説と志貴皇子の清冽な歌に込められた深層を探る
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俳句・短歌『神さまの隣』【第8回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩六篇「許すことでしか変えられない その真実を知っていても やっぱり 僕はうつむいてしまう」
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俳句・短歌『秘められた真序小倉百人一首』【最終回】野田 功
【百人一首 考察】100首の歌の並び順を替えると、壮大な物語が現れる!? やまとの自然の姿が引き起こす様々な想いとは…
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俳句・短歌『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第3回】出島 美弥子
「もう一つ 夜空見上げて 願い星 平和の祈り 両手いっぱい」
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俳句・短歌『百人一首を〈私〉が選んでみました』【第4回】多田 久也
兄、天智天皇に引き裂かれた二人の恋人たち。冷めぬ愛は偽装され、歌となって思いを届ける。
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俳句・短歌『神さまの隣』【第7回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩五篇「足の指先に そっと赤を落とすと 鮮やかな赤は ひんやりとわたしの足先を包む てらてらと輝く わたしの背伸びした足先」
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エッセイ『歌集 いのちの名』【最終回】出島 美弥子
真っすぐな 厳しき父の 語らずも 我が子に向けた 優しきまなざし
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俳句・短歌『秘められた真序小倉百人一首』【第11回】野田 功
月を題材にそれを眺める歌い手の様々な感情が色濃く出された歌4首。女性のもとへ訪れた後の朝帰りの寂しさが漂う後朝の歌や…
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俳句・短歌『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第2回】出島 美弥子
『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』より短歌5首 「この時世 地球の怒り 稲光 容赦なく 天へ地へ人へ」
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俳句・短歌『百人一首を〈私〉が選んでみました』【第3回】多田 久也
「弟の愛した女性を兄が奪い取った」「夫を実の父に殺される」…絶世の美女・額田王と天智天皇、天武天皇の三角関係がもたらした悲劇
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俳句・短歌『神さまの隣』【第6回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩五篇「海の底を歩く 見上げれば 水面が 太陽の光に反射して ゆらゆら輝く」