古代より都を遷(うつ)す遷都は、天皇が崩御された際に後継者がその死の穢(けが)れを避けるためと伝わりますが、明日香(あすか)の岡本宮から「近江大津宮」(667)への場合は、天智天皇の白村江(はくすきのえ)の戦いの敗北で都を更に奥地へ移したとの説もあります。ちなみに、明治初期まで千余年続いた都、平安京は明治二年(1869)東京が首都に定められ行政の中心地となり、皇居も東京に移されましたが東京遷都と…
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