「これはまずい」皇后の思いどおりになれば、百川の努力も無駄になり、藤原氏は、せっかくの権勢も失って天皇も再び天武系に戻ってしまいます。そして他戸親王を支えていた北家の藤原永手(ふじわらながて)が亡くなると、彼は権力維持と天武系の皇位継承を防ぐため、皇后と他戸皇太子母子の抹殺を考えました。そこに起きたのが皇后の巫蠱(ふこ)(種々の悪虫を一つの容器の中に入れて互いに共食いさせ、生き残った一匹の蠱毒(…
江戸時代の記事一覧
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歴史・地理『私訳秘事作法「薬子の変」 』【第5回】花山 天女
罵詈雑言を浴びせ廃された皇后、皇太子母子。二年後内親王は白龍に姿を変え、薨去(こうきょ)された
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小説『身代守』【最終回】筒藤 純
母の仏前で手を合わせている父の背中が小刻みに震え出し…初めて見る父の泣いている姿だった
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小説『身代守』【第11回】筒藤 純
「お前達が決めたのならば、どちらでも良い」あの高圧的で、独善的な父が…決断の時が明日に迫り、一睡もできず…
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小説『身代守』【第10回】筒藤 純
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小説『身代守』【第9回】筒藤 純
「嫁入り先が決まりました。」淡い想いを抱いていた幼馴染との再会。彼女は玉の輿に乗るらしい。祝わなければと思ったが…
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小説『身代守』【第8回】筒藤 純
母が亡くなった時、兄は泣きわめく私たちの手を強く握ってくれた。兄の愛情は今も変わらないのに、私たちは勝手に兄を妬んで…
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小説『身代守』【第7回】筒藤 純
腰を落とした香取神道流の構えの兄と正眼の構えの兄二人による立ち合いは決着が着かず…
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小説『身代守』【第6回】筒藤 純
優秀な分家より本家の息子を跡取りにする為に正助は武家の兄弟を頼る。しかし兄弟は押し黙ってしまう。
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歴史・地理『私訳秘事作法「薬子の変」 』【第4回】花山 天女
皇后は帝との賭け事の褒美として若い男を与えるように強く責めた。そして与えられたのはなんと義理の息子だった...?!
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小説『身代守』【第5回】筒藤 純
「これはいよいよ、腹を括らねばなるまいか」商人になるのか、武家に残るのか、将来の決断を迫られ途方に暮れる兄弟だが…
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小説『身代守』【第4回】筒藤 純
どうしようもなく、届かない思い。子供たちにとって、歳の差、立場の違いは超えることの出来ない壁であった
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小説『身代守』【第3回】筒藤 純
源次郎のために見事な着物を着たお幸だったが、源次郎は別の女性に夢中でそちらの着物を先に褒めてしまう...
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小説『身代守』【第2回】筒藤 純
叔父を"へつらう会"となった先代の法事 従兄弟たちはこっそりと抜けだして、屋敷へ足を運ぶ
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小説『身代守』【新連載】筒藤 純
「まるで、茶番ではないか」華やかな先代当主の三回忌に、日々倹約する清三郎はつぶやいた
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歴史・地理『私訳秘事作法「薬子の変」 』【第3回】花山 天女
皇室外の男性との交わりは天皇家の血統を絶ちかねない可能性がありしばらく女帝を封印!?
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歴史・地理『私訳秘事作法「薬子の変」 』【第2回】花山 天女
神秘に閉ざされた奥御殿で繰り広げられる数々の描写は、一人の女性の手記のもの!?
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歴史・地理『私訳秘事作法「薬子の変」 』【新連載】花山 天女
交合の奥深い世界と、平安時代の事件「薬子の変」を組み合わせ、小説にしてみることに
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小説『流れ星』【最終回】小金持 銅銭
ひねくれ者の元締…「奴は悪運が強いから、生き延びたんだよ」
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小説『流れ星』【第9回】小金持 銅銭
「女郎なんて使い捨て」人道のない男、瘡毒を頑なに治療せず…
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【小説】「大発明」…現代の避妊の方法を、江戸時代の遊郭に!