【前回の記事を読む】客引きの嵐を抜け、不安な車に揺られ…異国の坂道を登った先に姿を現した白い宿舎「思ったより、あ、いや、こう言っては何ですが、フィリピンの山奥と聞いていたので……予想以上に清潔で綺麗なので驚きました」と言う木田の言葉に、彼はにやっと笑うと、「ここですか? 綺麗にしておかないと、なかなか日本人は来てくれないんです。それに、山といってもこの辺りは未だ山の入口で、周囲には西洋人の別荘も…
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小説『ディワータの島』【第4回】しのぶひろ
そこには小金をためて仕事をリタイアした連中が、現地の女性と住んでいる家が沢山あるらしく…
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小説『箱船へいらっしゃい』【第10回】葛西 雄一郎
手元には、金色のコガネムシの死骸が残されていた――青年は、コガネムシに転生する夢をみた。しかし、目が覚めると…
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小説『さまよう記憶の行方』【最終回】夢崎 秀弥
妻と幼い娘がいる私に、「あなたはずっと独身ですよ」と看護師。手鏡を覗くと、そこには80をゆうに超えた老人の顔が――。
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小説『さまよう記憶の行方』【第9回】夢崎 秀弥
「さっきまで後ろを走っていたのに」妻と対向車、衝突の瞬間は一瞬だった。喪失感から、もうハンドルを握れなくなり…
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小説『さまよう記憶の行方』【第8回】夢崎 秀弥
「誰それ?赤ちゃんの名前のつもり?」…様子のおかしい夫が帰ってきて、「心春も無事なのか?」とまだお腹にいる子の名前を呼んだ。
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小説『さまよう記憶の行方』【第7回】夢崎 秀弥
出産から5日後、震度7の地震が妻と娘のいる病院を襲った。娘が保育器で眠る3階は、上下のフロアに押し潰されたという。
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小説『さまよう記憶の行方』【第6回】夢崎 秀弥
数回の検査の結果「無事、着床しました」。そこは「妊娠おめでとうございます」と言って欲しかった…
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小説『さまよう記憶の行方』【第5回】夢崎 秀弥
「遅れたくない」と後ろで焦っていた妻をもっと気にしていれば…妻はカーブを曲がり切れず転倒。既に対向車が迫っていて…
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小説『さまよう記憶の行方』【第4回】夢崎 秀弥
離婚後、元妻は再婚しかわいい子どもが生まれた。一方その頃、夫は病室の白い天井を見つめていた――。
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小説『さまよう記憶の行方』【第3回】夢崎 秀弥
夫の不妊で子供ができない。「提供精子」での妊娠を提案すると「血がつながってない子は愛せない」と言われ…
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小説『さまよう記憶の行方』【第2回】夢崎 秀弥
「子供が欲しいからって、ここまでする?」下半身を弄られる屈辱。枕元の看護師が気を紛らわせてくれたが…
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小説『さまよう記憶の行方』【新連載】夢崎 秀弥
「男性側に原因がある可能性が」…医師に告げられ、アレの検査へ。自宅採取か、“とっておきのビデオ”か選べるらしく…
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小説『普通の男、浩狙われる!』【第15回】上山 照
五反田のマンションに運びこんだのは、材木店から調達した重い角材…即席の罠を仕掛けることに…
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小説『ディワータの島』【第3回】しのぶひろ
客引きの嵐を抜け、不安な車に揺られ…異国の坂道を登った先に姿を現した白い宿舎
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小説『箱船へいらっしゃい』【第9回】葛西 雄一郎
毒薬を口にし自決した妻――亡骸を抱いて呆然としていると自分が殺めたと誤解され…
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小説『普通の男、浩狙われる!』【第14回】上山 照
あいつのタンメンに毒を混入させることに成功。これで仮死状態にできるはずだったのに…
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小説『ディワータの島』【第2回】しのぶひろ
子は独立し、妻に先立たれ…惰性で生きる日々に終止符を打ったのは、旧友が知らせてくれた一つのNGO募集だった
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小説『箱船へいらっしゃい』【第8回】葛西 雄一郎
人生の行き詰まりから霧の中を抜けて見えてきたのは粗末な門。そこへ老人が現れ、「ここは君がきていい場所ではないぞ」
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小説『普通の男、浩狙われる!』【第13回】上山 照
なぜ自分が狙われるのか分からない! 撃たれた男が訴える恐怖と、謎のブレスレット&ブリーフケースに隠された追跡の理由とは?
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小説『ディワータの島』【新連載】しのぶひろ
バタンガスの港、船着き場の薄暗い待合室――蒸し暑さと独特な匂いに包まれる中、医師・木田はある目的で"異郷の島"へ…