最近はどこにいても私たちのいるところが実家だとみんな思ってくれています。子どもたちも自分の家族を持ち、そこが彼らのかけがえのない実家になっていくのだろうと思えば何となく落ち着きます。引っ越すまでの数か月は、ダイニングをパーテーションで区切った一角に妻のベッドを置きました。そこがトイレにもっとも近かったからです。脊髄梗塞になり下半身に障害が残ったということは、歩けなくなったということだけにとどまら…
自伝的エッセイの記事一覧
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エッセイ『屋久島、そして雲ノ平へ』【第8回】小梨 里子
自動車教習所の卒業検定で大苦戦。3回目の試験も不合格、涙を流し4回目に臨むと...
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エッセイ『記憶の旅に栞紐を挿み』【第5回】村瀬 俊幸
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エッセイ『記憶の旅に栞紐を挿み』【第4回】村瀬 俊幸
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エッセイ『愛しき日々を ことわざで綴る私の日常』【第3回】佐伯 知香
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エッセイ『Re:start』【第4回】森 亜美
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エッセイ『愛しき日々を ことわざで綴る私の日常』【第2回】佐伯 知香
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エッセイ『愛しき日々を ことわざで綴る私の日常』【新連載】佐伯 知香
【先行配信】「ことわざ」をテーマに綴った日々の面白エッセイをお届け!「初心忘るべからず」より、最後のチャンスと臨んだ就職活動が成功し…
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エッセイ『続・人災 子どもは親を選べない ~“毒親”は“家”を滅ぼす~』【第4回】深草 カオル
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【最終回】桜木 光一
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第20回】桜木 光一
全ては一瞬の出来事だった。バランスを崩し転倒した妻。プラスチックの箱は大きな音を立てて壊れ…
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第19回】桜木 光一
50歳で自傷行為をした妻。受けられる行政支援はほとんどなく、訪問介護サービスを受ける資格もない
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第18回】桜木 光一
入院時、全身血だらけの状態で救急搬送された妻。それから2カ月…ついに迎えた退院の日
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第17回】桜木 光一
骨盤・恥骨・仙骨を骨折した妻。トイレは1時間ごとに1日24回、介添え付きの日々
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エッセイ『孤高の歩み—虚無から創造精神へ—』【新連載】梅崎 幸吉
二十六歳の時に霊的認識による純粋思考体験となる強烈な神秘体験を経験
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エッセイ『雨のち曇りのち、ハル!』【第9回】春野 真理
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第16回】桜木 光一
「母子家庭で苦労をかけた娘。死ぬまで守ってほしい」今は亡き義母からの頼みに月に向かって謝罪した
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「うまく動かないの…」ポツリと漏らす妻。全身の痛みと発熱で気付かなかった左手の骨折。手術が必要な程の重傷だった
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第14回】桜木 光一
自宅療養許可の条件は3カ月間24時間介護ができること。妻は泣いて喜んだ
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エッセイ『朝陽を待ちわびて』【第13回】桜木 光一
危篤状態から1カ月。「お家に帰りたい…」それだけを願う妻。その身体には不思議なパワーがみなぎっていた