【前回の記事を読む】数日間の入念な検討…「型通りの判断を許さない」天気との戦い二十八日以下は、この日のアタックメンバーの一人である村田光明君の記録である。私達は十二時、南槍の頂上に立った。猛烈な吹雪だった。黒部よりの雪片は、ヤッケに当たり顔を刺した。ミトンは稜線に出た瞬間、ガチガチに凍り、その形は押してもたたいても変わらなかった。マツゲは真っ白いつららとなり、そこには微笑んでくれる祝福もやすらぎ…
歴史・地理
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