登りきると平らな砂利道に出る。少し広くなっていて、もう森の中ではなかった。ここから木陰の中を右に進めば、弓道場を経て古風なレンガ造りの総合図書館の横に出る。左に行けば運動場から上って来る坂道の途中に出て、七徳堂に突き当たる。僕が左に折れて七徳堂の方に向かうと、ユミは黙ってついてきた。久しぶりに七徳堂を見てみよう。それから図書館に行って、正面の大階段に二人で座ってみよう、と思う。左に進むと木立はな…
小説
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『雨の中のレインボー』【第5回】葛城 仁
最難関の医学部に進める可能性はほぼゼロだということを思い知らされた日
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『宮本武蔵と忍びの者』【第5回】石崎 翔輝
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『TOKYOリバーサイドストーリー』【第5回】東 晃司
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『第二ボタンいただけますか』【第5回】福岡 富子
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『夫 失格[人気連載ピックアップ]』【新連載】時亘 一肇
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『泥の中で咲け[文庫改訂版]』【第5回】松谷 美善
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『同じ名前の鳥が鳴く』【最終回】なつきめい
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『北満のシリウス』【第12回】鎌田 一正
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『海渡るフォルトゥーナ』【第14回】鷹嶋 ちた
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『カラスと少年 ―愛しき11種の動物とのふれあい物語-』【第12回】飯塚 舜介
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『維新京都 医学事始』【第20回】山崎 悠人
京都の敷居高い料亭で行われた医学教師の歓迎会 高まる文明開化の象徴、医学の発展への期待感
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『湘南ラブストーリー 瑠璃色の朝焼け』【第21回】小林 正吾
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『光と闇の相剋』【第15回】髙嶋 郷二
半醒半睡……この状態の時にいつも不思議な事象に逢着する 気が付くと多勢に無勢の餓鬼の群れが姿を現し…
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『振り子の指す方へ』【第18回】山口 ゆり子
堪らず見開いた視界に、亜希子が先ほどまで身体を預け快楽を貪りあっていた男はいなかった…
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『乱世、一炊の夢』【第8回】安藤 恒久郎
北条征伐が終わると、豊臣秀吉はすぐさま小田原に参陣せず、臣従を誓わなかった奥州在の大名や豪族たちの始末にかかった
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『塵芥仙人』【第8回】瀧 祐二
肌は赤銅色、頭の麓に銀髪を残し、そこから頂点に掛けて大きく禿げ上がった何とも不気味な老人とは
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『天命愛憐』【第9回】せと つづみ
紙面のいちばんはじめの記事に知人の顔写真が!「告発? 深い闇?」なんのことだろうと読んでいくと…
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『ノスタルジア』【第24回】森下 修作
意識が存在すれば、肉体はなくても、それは人間なのか? 躰が動かない棒人間は、窓から眺めることしかできない…