【前回の記事を読む】夫が帰ってくると化粧品の匂いがした。目を合わさないし、何か変。同窓会で何かあったんだ。「私に隠し事があるね」と言うと…「ええ、離婚したけど、素敵な人と再婚したのよ」「そうか、遅かったな。僕も、立候補したかった」「ええー、何それ」と笑った。「本気だよ。高校の時も振られ、大学の時には、彼氏と一緒の所を見て失恋し、大人になっても振られたな。三度目の正直かな」「冗談は止めて。ウフフフ…
[連載]夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第43回】武 きき
「離婚したって聞いたけど、今どうしているの」——高校3年生の時に告白された人に声をかけられた。私は再婚していたが…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第42回】武 きき
夫が帰ってくると化粧品の匂いがした。目を合わさないし、何か変。同窓会で何かあったんだ。「私に隠し事があるね」と言うと…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第41回】武 きき
突然キスをされた。不覚にも目を閉じてしまったが、ハッとして彼女を放した。私には再婚した妻がいるのに…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第40回】武 きき
「私と離婚したいの…?」今日で三回目。夫のワイシャツに口紅、香水の匂い、ポケットからイヤリングが…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第39回】武 きき
「愛している。意地を張ってごめんな」息ができないほどの熱いキスをして仲直り。「ベッドに行こう」彼に言われるがまま…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第38回】武 きき
「どうだ!営業って楽しいんだよ」「はい!」——社員の目を輝かせ、納得させた監査役の営業術とは?
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第37回】武 きき
「父さんのために出来ることは全部やろう!」——そう決めた彼は週2日で監査役として会社をサポートすることになり…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第36回】武 きき
80歳の父親が倒れた。急いで病院に向かい、着くと母さんが震えながら座っていた。医者に話を聞くと「軽い脳梗塞ですが…」
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第35回】武 きき
「会いたかった!愛しているよ」——出張先にサプライズで来てくれた妻。僕は嬉しくて抱きしめて、キスをして…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第34回】武 きき
久しぶりに返ってきた夫。「お帰りなさい」私は胸で優しく抱きしめた。「ただいま」と言って彼は私のブラウスのボタンを外し…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第33回】武 きき
手術後、目が覚めた夫。痛みに耐えている姿を見ているのが辛かった。私は手を握って励ますことしかできず…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第32回】武 きき
工場で棚が崩れ専務をかばった副社長が大けが…。手術は長引き、家族は不安な時間を過ごしていた
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第31回】武 きき
「緊急搬送されています。左足の親指から切れてしまい…」「足の親指を切断!?」嫌な予感は的中した。急いで病院に向かうと…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第30回】武 きき
交通事故を起こした相手が謝罪のために訪ねてきた。ところが話は思わぬ方向へ…。「奥様のおはぎを、ぜひいただけませんか⁉」
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第29回】武 きき
「まるで小学生の遠足のようだ」思わぬ事故で松葉杖生活に。しかし、妻が毎日お弁当を作ってくれるようになり…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第28回】武 きき
信号待ちの時、後ろから凄い勢いで追突された。シートベルトのおかげで命に別状はなかったが、足が…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第27回】武 きき
3500グラムの大きな赤ちゃんが産まれた。あくびをしたり、口をすぼめたり、愛おしく、長い時間見ていても飽きず…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第26回】武 きき
「兄貴夫婦にも親になってもらう。この子は親が4人いるんだ、幸せものだ!」子どもが出来ない私たち夫婦はその言葉を聞いて…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第25回】武 きき
3時のおやつは苺大福! 昼食をサッサと済ませ、妻の手作り苺大福を食べようとしたら…
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小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第24回】武 きき
「彼と別れて」「身勝手すぎる!」「あなたは私の代わりよ!」夫の留守中にやってきた元妻と言い合いに。すると玄関が開き…