クリスマスに向けて、香子のゴリゴリ肩こり
十月二十日、はぁ~ いい朝だ! 大きく深呼吸して一日のスタートだ! 少し、肌寒い。
洗濯機まわして、庭のお掃除。
「カンタ、おはよう!」
カンタ走ってもう突進! 構えないと倒される。お相撲さんの様に待ち構える。
「カンタ、さぁー、来い」
よーし、今日も受け止められた。
「カンタ、今日もいい一日にしよう!」
カンタ、朝ご飯 勢いよく食べている。
パンが焼けたようだ! いい匂い~。
朝ご飯の準備。今日は焼き立てパン、ブロッコリーサラダ、ベーコンエッグ、コーヒー。準備、完了。
昨日で仕上がったベスト。温かそう! ペアルックで着よう。外では恥ずかしいから部屋着。丈哉さんは茶色、私は大好きな水色。黒のハイネックTシャツの上に着よう。
焼き立てパンの匂いに釣られて丈哉さんが起きて来た!
「おはよう、嬉しい匂いだ。肌寒いなぁ」と、私を見て、
「香子、素敵なの着ているね?」
「手作りなの。どう?」
「温かそうでいいなぁ。僕のは?」
「ありますよ、はい!」
「おおー、ペアルックだな~。嬉しい」
早速着替えに行った。
「よく、似合っている」と喜んでくれた。
今日はジョー君と圭君が来る日だ 嬉しいし、お昼ご飯から夜まで楽しみ!
お昼ご飯にあわせて、ジョー君、十分遅れて圭君。二人とも大きな声で「ただいま!」と。すごく嬉しい。
「お昼ご飯何!」と玄関に上がるや否や……。
「ジョー、すぐ昼飯の事か! 他の話とか、元気か?とか」
「どうせ、元気だろう?」
「おまえな~」とクスクス笑っている。丈哉さん、嬉しそう。
もう一人「香子おば、お昼ご飯何!」同じだ! 笑ってしまう。クククク。
「あれ、何ペアルックしているじゃん!」二人とも。
「いいだろう。温かいよ」
「香おば、俺は黒で編んでよ」
「僕はグレーね!」
え……。若者も着るの?
注文をもらちゃった。嬉しい。明日、毛糸を買いに行こう! 黒、グレーを!
すぐお昼ご飯、オムライス。圭君、卵はふわふわで、ジョー君は固め。
「おかわり!」と……思い、チキンライスは多めに作った。良かった。
お水も一杯飲んで、
「丈パパ、カンタと遊ぶよ。急いで食べて!」
すると、丈哉さん急いで食べている。急ぎ食いは嫌いなのに……。