【人気記事】JALの機内で“ありがとう”という日本人はまずいない戦況に利あらずといえども、南朝に対して忠義を尽くした正行に、義詮は武人として感じ入るものが大きかったのだろう。あの世で、仲良く酒を酌み交わしている様子を想像した。「正行兄者、今日は御呼び立てして申し訳ありません。秋の夜長に兄者と一献傾けたくなりましたもので」「兄者と呼ぶのは、止めてもらえないか」「アニキと呼びたいのですが、余りにも馴…
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エッセイ『サラリーマン漫遊記 センチメートル・ジャーニー』【第24回】朝日奈 孝彦
大覚寺に向かう途中僕は、大学入学したての頃をふと思い出した
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第11回】林 克
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俳句・短歌『愛のままで咲く』【第34回】馬場 美那子
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小説『流行作家』【第27回】夏目 ゆきお
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小説『ホシのレストラン』【第6回】早坂 どあ
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俳句・短歌『句集 八ヶ岳南麓』【第3回】浅川 健一
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小説『正統解剖』【第29回】鶴岡 令士朗
受精から赤ん坊までの過程を思うと、腰痛くらいは平気になる
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小説『踏み潰された、菜の花畑』【第3回】土本 浩太郎
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評論『教育現場の光と闇~学校も所詮〔白い巨塔〕~』【第11回】小林 宣洋
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小説『空虚成分』【第33回】媛 ひめる
長い間待って…ついにやっと、この真の切り株になったの。
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小説『シンフォニー』【第16回】真白 悠輝
城のものにしか見えないそれが、「金戒光明寺」の総門だった
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ビジネス『管理職魂』【第10回】冠 和宏
「マッキンゼーの7S」目標をより確実に達成するための考え方
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俳句・短歌『句集 曼珠沙華』【最終回】中津 篤明
句集「曼珠沙華」より三句
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第65回】阿佐見 昭彦
苦労を重ねて考え出した、人に見せられない秘密の描き方です
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小説『猫座敷でまた会いましょう。』【第8回】のはら きつね
猫が噛むのは「好きな人」だけ。その意外な理由は…
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小説『季節の向こうに未知が見える』【第10回】林 克
「こんな体を見せなければならないのか」身のすくむ思いがした
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小説『心の闇に灯りを点せ~不思議な少女の物語~』【第4回】まつなが みつる
「なんかウチ、生まれてこなければよかったな」彩の言葉に…
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絵本・漫画『フェイス①』【第7話】ゆきもり りょう
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小説『ソウル・テール だれも知らない、オレたちのじゅもん』【第17回】間木 久美子
夢に出てきた蜘蛛が『蜘蛛の糸』にでてくる蜘蛛の子孫で…