「おいぼれのじいさんには、お金やら、物やら、なーんもいらん。楽しい思い出は心の中にたくさん残っておるからのう。今は一日じゅうミミと、こうしておるだけで幸せなんじゃ」そう言って、えんがわで一緒にひなたぼっこをしながら、まったりとした日々を重ねていったんじゃ。それから1年後じゃった。“会うは別れのはじめ”とはよく言うたもんじゃ。イチョウがこがね色にそまって落ちはじめるころ、ミミの食欲が、ふたたび落ち…
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俳句・短歌『歌集 風音』【第24回】松下 正樹
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