(2)「ちぃちゃん、お願いだからもうこれ以上お酒はやめて。ここのところ、ちぃちゃん私たちが作ったご飯も食べないで、お酒ばかり飲んでるでしょう? ちぃちゃんまで病気になってしまったら、私たちはどうなってしまうの……?」俺はお前たちの面倒を見るためにここに来たんじゃないんだ、と言いかけて、その言葉を千景はぐっと飲み込んだ。代わりに酒を口に運ぼうとした瞬間、汐里が千景のところまで駆け寄ってきて、さらに…
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