3篠原は酒を飲むのは好きだったが、この度は週刊誌沙汰になったあとだから、もう誰かと一緒に酒を飲むということは全部止めようと思っていた。が、緑川の人懐こい笑顔を見ているとそんな決心も消えてしまって、とても自然に緑川とホットワインを乾杯していた。緑川はすぐに酔って、まずは水森部長のことを話し始めた。「オレと水森は、いや部長なんだから、水森さんか。水森さんが入社した時からの付き合いなんだよ。オレが十才…
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