「あ、あの、兄が大変お世話になりました。ファラーも直にお礼を言うことが叶いませんが、とても感謝しています。それを伝えてくれと……」やっぱりちょっとおっかない。じろりと見上げるイダの顔をラフィールはあまりまともに見返すことができなかった。まだ他に引き合わす連中がいるからと、バルタザールはラフィールを連れて早々に退散した。リリスも先ほど広げていた薬草を隣の部屋で煎じはじめたので、一人残されたイダは背…
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小説『ヴァネッサの伝言 故郷』【第9回】中條 てい
さっきの少年がシルヴィア・ガブリエルの弟か……。あれからもう何年も経ってしまったが、ガブリエルとの出会いを振り返りながら…
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小説『毎度、天国飯店です』【第11回】竹村 和貢
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小説『犬の三楽斎』【第16回】上泉 護
12歳で嫁をもらった武田の嫡男…それに比べて自分は、姓を捨て、婿養子に行かねばならない。やりきれぬ想いを無理やり呑み込んだ
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小説『大王の密使』【第4回】都丸 幸泰
「不老不死はもちろん、ある。仏法の中に。仏の中に永遠の生はある」
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小説『司法崩壊! ~刑務所が足りない!起訴できない!~』【第15回】利根川 尊徳
「……お会いするくらいなら全く構いませんが……」スマホの写真を見せられ、はやる気持ちを抑えながらそう答えていた
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小説『伊豆の御社』【第4回】ほそや まこと
消え去るひとりぼっちの男の記憶。 来歴不明、係累も辿れぬ男が生きた痕跡は、世界から消え去っていく。
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エッセイ『ある朝、突然手足が動かなくなった ギランバレー症候群闘病記[注目連載ピックアップ]』【第11回】市川 友子
車が窓に立てかけられ、天井からはずっと私を見張る医師の姿。体の機能が停止した分、聴力が発達したと本気で信じていた。
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小説『春のピエタ』【第8回】村田 歩
お袋との面会。「なにもしてあげられなかった」と肩を震わせて泣くお袋を、口元だけで微笑んで見つめている妹は…
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エッセイ『ボクは、笑顔でできている ~多くの人に支えられて、白血病と闘うことができました~[注目連載ピックアップ]』【新連載】向井 健一郎
朝起きると、背中の激痛と大量の汗。循環器科、消化器内科で検査を受けても病名が確定しない... 一体この病気とは...
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歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第4回】田中 善積
663年、日本が朝鮮半島への足掛かりを失うに至った『白村江の戦い』死者は3万人、現在の人口に換算すると約60万人になる
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小説『ヴァネッサの伝言 故郷』【第8回】中條 てい
「あいつの血を分けた弟のラフィールですよ!」ああそうか……と頷いてイダがしげしげとラフィールを見つめ…
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エッセイ『還暦の留学生』【第11回】松木 梯
息子のアメリカへの長期留学。一人息子を単独でアメリカに放り出す勇気が無かった私は、なんと息子と同じく留学に行くことに?!
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小説『ぎんちゃんの生きとし生けるものとの対話ー里山生活編ー』【第11回】黒沢 賢成
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歴史・地理『アイスランド、元大使が綴る意外な素顔とその魅力』【第4回】北川 靖彦
氷河とオーロラが世界で一番容易に見られる国「アイスランド」 アイスランドではオーロラを街中で見ることが出来る
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エッセイ『「彼」とのこと』【第2回】岡林 由希子
愛犬との騒がしいけれど愛しい日々。それは、永遠に続くかと思われた幸福だった… 。九年目の夏、彼は体調を崩した。
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小説『司法崩壊! ~刑務所が足りない!起訴できない!~』【第14回】利根川 尊徳
友人の娘のお見合い相手にぴったりな青年を見つけ「飲みニケーション」
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小説『ぽろもきの冒険』【第4回】エゾノ はやと
「だからおまえはダメなんだ。人間のクズだな」夜になると父から言われた言葉が頭の中で再生されて自然と涙がこぼれ…
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小説『ツワブキの咲く場所』【第4回】雨宮 福一
床へ降り立った足は、恐ろしく白く、少女の足元に影はない。統合失調症を患ってから、彼女が傍に現れるようになった。