三男 敏三 ── 祖父母に寄り添った男敏三はこのとき四十六歳、恵介より二歳上である。恵介にとっては、六歳下の八郎のように何でも頼み、献身的に働いた弟とは勝手が違い、初めは口論もあったが、敏三は弟・恵介のためにこまごまとした仕事をしていた。辻堂には、政二の先妻の子・安子がしばらく一緒にいたが、松竹でカメラマンとして働いていた成島東一郎と結婚して出ていった。安子の弟の和司は、恵介の世話で松竹に入って…
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俳句・短歌『歌集 緑葉の里』【第18回】上條 草雨
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小説『月光組曲』【第14回】間埜 心響
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ビジネス『財政再建したいなら移民を3000万人受け入れなさい』【第14回】大山 昌之
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エッセイ『句碑と遊ぶ』【第6回】松下 与志子
古家の残る町並みや雑木林、野や畑中を抜ける道…。小野路は歴史のタイムカプセル