よく考えれば、あの竹下君より強い谷岡さんといつもスパーリングしてるのだ。そして試合といっても、アマチュアの試合はヘッドギアもついてるため、環境的にはスパーリングとほとんど変わらない。気持ちさえしっかり持てば、大抵の相手にはビビらずに臨めるのだ。他のジムとの対外試合では負けたりもしたが、一回目の試合のようにただガードを固めて逃げ回るだけみたいな負け方はしなくなった。どんな相手でも、とりあえず勇気を…
新着記事一覧
-
エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第18回】松本 竹馬
ヤンキーへの復讐も、本物の強さもどうでもいい。なぜならこの"大学デビュー天下取り物語"は、僕の恋愛に関する物語でもあるからだ。
-
エッセイ『振り子の指す方へ』【最終回】山口 ゆり子
「私、まだ生きているよ。でも、もう止めたい」…事故で恋人を亡くした私は、ひとり呟き、当てもなく歩き続けた。
-
エッセイ『ナマステ紀行』【第11回】桝田 祐子
ネパールの支援活動に協力することになった私たち。使われなくなった日本の鍵盤ハーモニカを、スーツケースに詰めて…
-
小説『乱世、一炊の夢』【第11回】安藤 恒久郎
【戦国時代】家臣に無血開城を拒否された佐竹義宣…放っては置けない。企てた策略に、父は「これは偽書ではないのか?」と…
-
小説『標本室の男』【第34回】均埜 権兵衛
「どなた? この辺の人じゃ…」骸骨に全く動じない少女。視線が合わず、白い杖を持っていて…
-
小説『小窓の王』【第4回】原 岳
線香を取り、火をつけて手を合わせる。葬儀の時も同じ遺影だった。屈託なく顔を崩した、おおよそ山屋とは思えない素直な笑顔。
-
小説『塵芥仙人』【第11回】瀧 祐二
吐き気を催す臭気、腐敗した食べ物、茶褐色に濁った水…深いゴミ溜めに落ちて4日。老人は生きるため、これらの汚物を飲み込み…
-
小説『左遷、最果てのパラダイスへ』【最終回】木山 空
とにかく、アイデアには賛辞を送る。バンド演奏にカラオケ。特別な体験で客の心をつかむ。
-
小説『高校生SM 』【第3回】大西 猛
物心ついた頃から、そういう嗜好はあった。周りから孤立した、誰の目にもとまらないような男の子に心を惹かれた。
-
小説『浜椿の咲く町[人気連載ピックアップ]』【新連載】行久 彬
町一番の稼ぎ頭と言われていた父のある噂―なにも知らない母に近所の女性が近づいてきて…
-
小説『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[2024年話題作ピックアップ]』【第7回】
「しばらくは男性と距離を置きたかったのに」彼は率直に話す方だ。面と向かって言われるとドギマギしてしまう...
-
エッセイ『ALS―天国への寄り道―[人気連載ピックアップ]』【第16回】島崎 二郎
「疲レ切ッテ、イルヨ」ALSで入院中の妻。昨晩眠れなかったという妻は、不安と睡眠不足で風呂に入る気力が起きず…
-
小説『綻ぶ糸を手繰り寄せ 』【第3回】ホエラニア
「いたあああああいいいいいいいいよおおおおお」錆びた釘束を血反吐と一緒に吐き出しているような悲鳴が、かろうじてお前とわかる声音で耳をつんざいた。
-
エッセイ『安らぎのある終の住処づくりをめざして[人気連載ピックアップ]』【第15回】鈴木 岳
96歳患者「なんだか調子が悪い…」胃カメラの結果に医師驚愕
-
エッセイ『僕の大学デビュー天下取り物語』【第17回】松本 竹馬
ついにあのヤンキーにリベンジの時!? 「来いよ」嘘みたいなセリフが勝手に口から出てきた。もう僕は止まらない。
-
エッセイ『フケメンの戯言』【第15回】現王園 秀志
自分という存在は何者なのか―自問自答しながら自分自身を客観的に捉えられている間はまだ大丈夫と思う日々
-
俳句・短歌『バーの二階で』【第11回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句「恋すてふ ひとを横目に サングラス」
-
小説『ジュピターと仲間達 Jupiter & Friends』【第10回】ジェフリー 樫田
村を襲った山賊達に母上を連れ去られ…自分、弟、妹とジュピター、タイガー、フレイジャー三匹だけの食事
-
小説『赤い靴』【第11回】高津 典昭
暴れたい放題のDV父と同じ屋根の下、家を出ずに就職すると言う娘。その理由は、母を守りたいから…
-
小説『小窓の王』【第3回】原 岳
あの冬、剱岳での遭難事故から…もう初夏だ。あの人の写真をなぞる。「早く、迎えに行きますから。必ず、探し出しますから」