【前回の記事を読む】余命1年と聞いてたのに…「今夜午前0時にお亡くなりになります」と告げられ、父は3時間後に死ぬことになった。

サイコ2――死の予言者

「もういい。気分が悪い。これ以上おまえと話していると神経が昂って本当に心臓が悪くなりそうだ。私はもう休む。皆さん、悪いが今夜はもうお開きだ」

そう言うと崇夫は自室へと戻っていき、その後姿を心配そうにひとみが見送った。

「ふん、ざまあないわ。そんなインチキ占い師を色気に騙されて雇ったりするから、こういうことになるのよ。あんたも朝にはさっさとこの家を出て行くことね」

貴子が華怜に向かって嘲るように言ったが、彼女は無表情で占いの道具を片付けると立ち上がった。

「明日になったら全て分かるでしょう。皆さん、最後のお別れをされていた方がよろしいんじゃないですか?」

そう言い残して彼女は部屋へ戻っていった。

「何よ、偉そうに」

貴子が吐き捨てるように言った。