当時大学生だった彼は立派なジャーナリストになっており、2年前からバンコクの事務所を任されている。すぐに県船仲間2人に連絡し、候補の数日の2人の都合を打診した。
そうしているうちに、北海道にいる友人が、21日か22日の夜の都合はどうかと問うてきた。大学生の時の英会話教室のクラスメイト。2歳上の彼は大阪出身、大学は福岡、北海道開発庁に就職し岩見沢に居を構えている。
仕事なのかプライベートなのかわからないが、とにかく日程調整。クラスメイトの女性2人にも連絡を取ると22日に4人の都合がついた。
そして今度は、東京の友人から18日に福岡に帰るとメールが来た。このご夫妻とは、ご主人の方と先に知り合った。
入社当時の上司を訪ねて行った部署にいらした方で、何度か挨拶するうちに顔見知りになり、その後教育研修でご一緒して、ご実家が福岡というご縁もあり、親しくなった。18日、私の仕事が終わってから食事することにした。
バンコクから一時帰国の友とは、4人で相談して20日に宴会をすることになった。
というわけで、休みの日の数時間にあれよあれよという間に同じ週に3件の食事会の予定が決まった。うまい具合に重ならず、他の仲間との調整もついた。なんだか不思議で愉快な一日だった。
朋有り遠方より来る。
バンコク、北海道、東京とあちこちから長いつきあいの友が来てくれる。思い出に残る8月になりそうだ。
【前回の記事を読む】【先行配信】共通一次試験一期生だった私。希望の国立大学は受験できず私立大学へ。そこで出会った「同病相憐れむ」K子
先行配信はここまでとなります。次回連載予定は未定です。
